旅程
宿~熊野本宮大社~熊野本宮大社旧社(大斎原おおゆのはら)~熊野古道~三軒茶屋跡~熊野川~熊野速玉大社~熊野阿須賀神社~那智大滝
~熊野那智大社~海のホテル一の滝~紀伊勝浦駅
朝風呂にも入ろーよ。
これから運転をしないといけないと思うと、なかなか朝風呂に入りたいという気にならないのですが、温泉がウリの旅館に泊まったからにはもう一度入浴しておきたい。朝早く起きだして朝風呂。
湯冷ましに川辺を散歩。
程なくして朝食のお時間。
やっぱり朝はごはんだな。
熊野本宮大社
さて、天気はイマイチですが、昨日観光できなかった分、今日は精力的に観光していきましょう。
まずは、宿からほど近い、熊野本宮大社。
熊野三山の一つ。熊野信仰の中心だけあって、風格があります。
導きの神として信仰を集める八咫烏(やたがらす)の像もあります。
太陽の化身がサッカーが上手だったのかは分かりませんが、JFAのシンボルになっているので、こちらの方が見覚えがある方も多いでしょうか。
大斎原(おおゆのはら)
熊野本宮大社は古くは熊野川の中州、大斎原(おおゆのはら)という場所に建立されていたそうで、参拝のルートになっています。
田んぼの中に日本一大きい鳥居が立っています。
本殿、旧社地は神域になっていて原則撮影禁止なのだそう。
熊野古道
熊野、というと思い浮かぶのは『熊野古道』でしょう。
熊野三山への参詣道の総称で、伊勢神宮、高野山、大阪へと続く道をすべて合わせると数百kmに及びます。
とても全部踏破は出来ないので、ちょっとだけ歩いて昔の熊野詣を疑似体験。
三軒茶屋跡
三軒茶屋というと東急の駅を思い浮かべる訳ですが、熊野古道の途中に三軒茶屋跡が観光地として整備されています。
ここまで歩いて、既に熊野詣疑似体験おなか一杯。茶屋があったら一服したい位でしたが、茶屋としての営業はしていないようです。
熊野川
熊野川の河原に降りてきました。
古くから信仰を集めてきた聖域、どことなく澄んだ空気が漂います。
熊野速玉大社
熊野川を下って紀伊半島の南東にある熊野三山の一つ、熊野速玉大社にやってきました。
緋色の拝殿、神殿の並びが綺麗です。写真では伝わりませんが、参拝客でいっぱいでした。
熊野阿須賀神社
熊野速玉大社の周辺、新宮と呼ばれる地域は神前街になっており、少し海側に歩くと熊野阿須賀神社があります。
速玉大社と共に古くから信仰されていたようですが、こちらはあまり参拝客がおらずひっそり。
那智大滝
今回の旅のメイン、那智大滝にやってきました。
一段での落差日本一というだけあり、それは信仰対象にもなるよね、と納得させられる雄大さ。
滝が三筋に分かれているところも、自然に出来たもののはずなのに計算して作られたような美しさ。
滝を前に荘厳な気持ちになったのですが、昔、ここに踏み込んで登ろうとした馬鹿が居たことを思い出しました。ホント無粋というかエゴの塊のようなニンゲンがいるものです。
熊野那智大社
瀧から丘を登ると熊野那智大社があります。これで熊野三山詣が完遂出来ました。
境内には枝垂桜や八咫烏が神様を案内し終えて石になったという烏石、大クスの中を通る胎内くぐり、など見どころが沢山ありますが、一番はお隣の寺院の三重塔と那智瀧を俯瞰できるこの眺めではないでしょうか。
訪問し易い場所にあるとは言えませんが、一度は熊野詣してみても良いと思います。
海のホテル一の滝
本日の宿は那智湾に面したホテル。
紀伊勝浦駅
本日のホテルは夕食なしなので、食事も兼ねて、外出。
マグロ漁で有名な勝浦漁港がすぐ近く。
駅前は寂れた印象がありましたが、港には観光ホテルが建ち並んでおり、足湯があったり、飲食店もあったりして、古くからの観光地といった感じ。
夕食は紀伊勝浦駅から近い『めはり寿司二代目』という寿司屋さんに入って、二代目定食。
まぐろもですが、めはり寿司が美味しかった。
三日目に続く。
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