戸締まり旅【6日目】

2022年12月8日

サンライズ出雲

ワクワクしすぎて眠りが浅かった。
サンライズはブルートレインのように先頭の機関車が全体を引っ張るような構造ではないので停車・発車時に「ガク・ガク・ガク」と異常に揺れることもなく非常に滑らか。
寝心地はよかったです。

出雲市駅到着

出発時の遅延で平常時より長旅とはなったもののいつかは終着駅に着いてしまうもの。

結局、出発時の遅れというのは深夜帯に走行していようと挽回できるものではないらしく、出雲市到着はちょうど1時間遅れでした。

でも、楽しかったー。いつかまた乗りたい。

松江フォーゲルパーク駅

宍道湖沿いを車で走りながら、朝靄が綺麗にかかっている様子が見てとれ、どこかで写真を撮りたいなと立ち寄り。

かなり幻想的な風景だったのですが写真ではうまく表現できていませんね。orz.

佐太神社

レンタカーを借りて、佐太神社へ。
11月は全国的には「神無月」ですが、出雲地方は全国から八百万の神々が集われて「神在月」と呼ばれる。
11月20日〜11月25日は神在祭が開催され、特にこの佐太神社では神等去出（からさで）神事が行われ神々がまた日本各地に戻っていかれる・・・と寝台列車の中で読んだ旅行ガイドに書いてありました。
今日、11月25日ですが？マジか。
全国に神様がお帰りになる前に良縁を祈願しておかねば。きっと八百万の神様がいらっしゃれば良縁を結んでくださる神もおわすはず。

神社の前は既に縁日モードで駐車場も使えないみたい。なんとか駐車場を見つけて参拝。御朱印も頂く。
今回まっさらな御朱印帳を出したら神主さんに「1ページ目と2ページ目は出雲大社の内宮と外宮の御朱印を頂くために空けておきますね。」と3ページ目に朱印を頂いた。なるほどね。

江島大橋

お次は「ベタ踏み坂」として有名な江島大橋へ。
遠くから橋の様子を見ると、なんとも長大な橋に見える。
ファミリーマートさんの広大な駐車場に一時停車させていただき、写真を撮ったが、

あれ？（アクセル）ベタ踏み、というほどでもない？

寿物産前

それならば、ベタ踏み坂に相応しい写真が撮れるとネットで書いてあった寿物産さんという会社近辺まで行き中海を挟んだ反対側から望遠カメラで撮ることに。
望遠レンズでの撮影による「圧縮効果」という写真撮影の技法の一つ。

・・・遠過ぎます。私のカメラの135ミリ望遠程度では話にならんとです。

お先に同じ場所で撮影されていた写真家っぽい方は、三脚に（そのレンズ600ミリとかあったりしません？）というものすごくゴツい望遠レンズを付けたカメラで撮影をされていた。
ましてや、スマホのズームでは車が8ビットCGの四角にしか見えない。。

境港駅

撮影した江島大橋を通って（やっぱりベタ踏みするほどの坂ではなかった）境港駅へ。
JRのいわゆる盲腸線の終着駅。
鉄道は行き止まりではありますが、境港はフェリーの発着もあるし、駅前一帯が水木しげるロードとして整備されているし、駐車場も休日は混雑しそうだなと思いました。

水木しげるロード

道路沿いに合計177体の妖怪の銅像が並ぶ。
ねこ娘が結構リアルで怖っ。さすが妖怪。

宇崎『センパイこれは？』
桜井「龍、か？」
宇崎『残念、白うねりでした。』

水木しげる記念館

水木しげるロードの奥まったあたりに記念館あり。

ゲゲゲの鬼太郎は知っていても、あまり作者の水木しげる氏については知りませんでしたが、戦争で左手を無くされていたのですね。

以前島根を旅した時も、鳥取を旅した時もなかなか境港をゆっくり街歩きすることが出来なかったので今回３度目にして目標達成出来ました。

美保神社

全国の恵比寿神社の総本山。

ここは以前一度参拝したことがあるものの、その日はものすごい大雨の日で参拝もなんとなく中途半端になっていたのでよく晴れた今日再訪することにしました。
一方で平日の夕方とはいえ駐車場が少なくて難儀しました。

宍道湖夕日公園

水木しげるロードで妖怪全部撮る勢いでのんびりし過ぎたためか、せっかくこんなに天気が良いなら夕日がきれいな宍道湖で夕焼けの撮影を、と思いながらも信号停車・自然渋滞で夕焼けスポットで有名な島根県立美術館近くまできたものの時既に遅し。駐車場を探すまでもなく既に陽が沈んで夕闇が迫っていました。
いまいち納得がいかないので明日帰りのヒコーキの前にリベンジしようかと。
車窓沿いに見る夕焼けも大変きれいでしたが、じっくり見たかった。。