旅程
~小山駅~岩船駅~小山駅~宇都宮駅~オリオン通り~二荒山神社
秒速5センチメートル聖地巡礼
所用があって栃木県宇都宮市に向かうのですが、そういえば栃木には『秒速5センチメートル』の舞台・岩船がありましたね。
日程を調整してちょっとだけ聖地巡礼を組み込んでみました。
小山駅
主人公の遠野貴樹は第1話「桜花抄」で東京都世田谷区から電車を乗り継いで栃木県の岩船駅を目指すのですが、途中、小山駅で両毛線に乗り換えます。
小山駅の両毛線ホームは他の宇都宮線などと離れた場所にあります。
コンコースをとことこ進んで6・8番ホームへ。
両毛線の発着ホーム。広いホームの先の方に切り欠きになった場所にかつては7番線があったようなのですが、現在は使用されていないようです。
この日も、作中同様、雪が降ろうかという寒い冬の日。
ホームにある立ち食い蕎麦屋で身体を温めるというのも良いかも知れません。
間に合いませんでした・・・。。
両毛線自体の運行頻度もそれほど多い訳ではなく、ここで小腹を満たそうというお客さんもそれほど多くはなかったのかな。。
待ち合わせの時間に遅れそうで、連絡手段もなく、冬の冷たい風が吹きつける閑散としたホームで電車を待つとなると、不安が募りますよね。
岩船駅
駅の蕎麦屋の閉店でちょっとだけ寂しい思いを共感した後、人生初乗車の両毛線に乗って岩船駅を目指します。
雪も降っていないので途中気が遠くなる程停車することもなくあっさり到着。
約束の時間はとうに過ぎている。跨線橋を渡って改札を抜けると・・・
明里はおらず、
間に合いませんでした・・・。。
茶番、すみません。そもそも駅員さんも居ないし、作中の待合室の様子は青森の津軽線の終着駅・三厩(みんまや)駅がモデルとなっているし、待ち合わせもしてなかったです。。
駅前には、『秒速5センチメートル』のポスターになった風景!
左角のお店も雰囲気そのままで、これで雪が積もっていたら完璧。
駅構内も作品のままで、聖地巡礼を満喫しました。
小山方面に引き返す電車まで少し時間があるので、岩船駅周辺を散策してみます。
ここは!学生時代の明里が歩いていた道ですね。
道の先には岩船山に登る石段が続きますが、ちょっと登山して戻るには時間が足りなさそうで引き返します。
踏切があったので、岩船駅側を望む。
世田谷辺りから岩船まで転勤になるとは、明里の両親のお仕事は何なのだろうと疑問に思いながら、聖地巡礼を終えたのでした。
JR宇都宮駅
ここからは蛇足。
その後、栃木県の県庁所在地、宇都宮へ。
小山もそうですが、宇都宮も東北新幹線の駅があり、大きな駅舎が建っています。
オリオン通り
市街地はJR宇都宮駅から少し離れた、東武宇都宮線の終着駅、東武宇都宮駅周辺に広がっています。
一番の市街地と思われるオリオン通り。
週末の夕方にしては人通りが少ない気がします。
宇都宮というと餃子でしょうか。
中華料理屋に入り餃子定食を注文。その名の通り餃子沢山。
二荒山神社
最後は商店街に隣接している二荒山神社へ。
この辺りだけ小高い丘になっていて、格式ある佇まい。
終わりに
栃木はそんなに遠くない・・・が、それは大人にとっては、であって中学生が一人で行くには遠いです。
余談ですが、岩船を訪問した日の翌日は栃木で大雪が降り、『あと1日ズレていれば、雪の積もった岩船駅前が撮影出来ていたかも。(2日続けて日程調整は出来ず断念)』とちょっと残念に思ったのでした。
これで、ほぼほぼ『秒速5センチメートル』の聖地巡礼完了。(あとは青森の三厩駅位です。)
大人はそこまで訪問が難しい場所ではないので、新海誠作品が好きでお時間がある方は行ってみるのも良いかと思います。
岩船駅訪問記終わり
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