スピンオフ?またですか?
以前「IBM株がスピンオフされた」という記事を書いたら、ブログ著者と同様『スピンオフって何?』という方々に記事を読んでいただいているようで、人気記事になっています。
自分自身の備忘録として書いておいて良かったな、という記事なのですが、本日またまた「外国株式等株式分割・権利売却等のご案内」というお知らせが到着しました。
またもやスピンオフ。今度はAT&Tです。
AT&Tはメディア事業を分社化し『ワーナー ブラザース ディスカバリー(WBD)』という新しい会社を作ったので、AT&T株を持ってた株主には保有株1株につき分社したWBD株0.241917株をあげるね。
ということのようです。
IBMの時も書いていましたが、単に分社した会社の株も貰えるというのであれば、『そーですか、ハイ。』で済むのですが、分社後のAT&T株も新たに割り当てられたWBD株も一般口座に払い出されてしまいました。
一般口座に移ったので売却益が年末調整をした給与所得以外の所得と合計して年間20万円を超えた場合は確定申告が必要になります。外国株なので購入時と売却時の為替も考慮する必要があり面倒です。
やはりネットの書き込みを見ていると「面倒なのでスピンオフ前に売却した。」という方が多い印象。
ただ、昨年スピンオフによって一般口座へ移管されたIBM株の配当金の支払いが先月あったのですが、配当金にかかる税金は引き続き特定口座と同様に源泉徴収されました。
であれば、売却をしない限りは確定申告の手間が増える訳でもないので慌てて売却することもないかなと思い、AT&T株もそのまま放置(継続保有)するという結論に至りました。
厳密には分社化により期待できる配当利回りが変わったり、事業の将来性の見方も変わってくるので、その辺りも考慮して株価が変動しているようです。
投資家としてのあるべき姿は諸々の状況を踏まえた上で保有か売却かを判断すべきなのでしょうけれど、判断をするに足りる材料を集めるのが大変そうで思考停止している、というのが本当のところ。。
しかし、米国の個別株なんて数える程しか持っていないのに、こういう稀なケースに当たるものですね。
ではまた。
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