長崎水辺の森公園周辺から
さてさて、今回は長崎港に面する水辺の森公園周辺を巡っていきましょう。
メディカルセンター前
まずは、昔の市民病院、現長崎みなとメディカルセンター前の交差点から。
第六話で瞳美を乗せた市電がめがね橋から石橋方面へ向かう途中で登場。金色のサカナが通り抜けます。
長崎空港から長崎市街地に向かう空港連絡バスに乗ると出島道路を通ってこの交差点に出るので、長崎に観光に来られた方が最初に見る長崎市街地の風景がこの交差点かも知れません。
正面奥に見えるAEONは元ダイエー。1階には長崎市内の重要な公共交通手段である長崎バスのターミナル・本社がある交通の要所です。
その昔、このターミナル行きのバスは「本社前」という行先で、地元の方以外は「それ何処なの!?」な行先でしたが現在は「長崎新地ターミナル」という行先に変更されています。
こちらは、第九話で瞳美と将が撮影会をした時の冒頭で映るシーン。
同じくメディカルセンター前から電停・大浦海岸通りを撮った写真になります。
長崎県美術館
第九話で瞳美と将が撮影会をした時のスタート地点。県立美術館の裏手にあり、水辺の森公園へと続きます。
水辺の森公園
長崎県美術館から水辺の森公園へのアプローチ。
続いて、第四話で琥珀がイギリス留学から帰還した桟橋。
長崎港にクルーズ船が寄港することはあるのですが、琥珀がどのようなルートで帰国したのかとっても謎です。
帰国した琥珀と瑠璃(琥珀の母)が再会。
琥珀と瞳美が出逢うシーン。
琥珀『あなたが、わたしのお孫ちゃん?』
後ろに見える建物は三菱重工長崎造船所のビルでこの日は護衛艦が停泊していました。
第九話で瞳美と将が撮影会で訪れた際の一場面。
噴水から水路が造成されており、子供たちが水遊びしている光景をよく見かけます。
同じく公園の中で撮影をしているシーン。
瞳美と将も撮影していましたが、犬の散歩で公園に来ている方も多いです。
石のベンチ。第七話で胡桃が勉強しているところに千草がコーヒーの出前を届ける場面で登場。
千草『お客さーん。コーヒー1杯のために出前とかマジ勘弁なんですけど。』
胡桃『サンキュー♪ ほい、お代。』
唯翔と千草がバイトしている喫茶店がどの辺りにあるのか分かりませんがグラバー園内にある旧自由亭という喫茶店がモデルみたいです。ここまで出前するとはスペシャルサービスですよね。
第十話で瞳美とあさぎが仲直りしたのもここです。
あさぎ『あぁ、もう!全部将くんが悪いんです。食べましょう!』
作品中ではバックの港に大型客船が停泊しています。五島や軍艦島への船は大波止(写真よりももっと右)に停泊するのですが、大型客船は松ヶ枝ふ頭(写真正面左)に寄港します。
コロナ禍でクルーズ船での旅行が難しい情勢なので、松ヶ枝国際ターミナルは臨時休業状態が続いているようです。
大浦海岸通
第七話で苺花(胡桃の姉)が車で胡桃を迎えに来た後に通るシーンで登場。
出島前
同じく第七話で胡桃たちが車で移動するシーンで登場。
将も浦上駅そばのコンビニでコピーしていたし、胡桃も水辺の森公園から長崎駅方面に向かっているし、実家はこっちの方なのですかね。
ブログ著者が現役高校生だった頃は瞳美たちの通う南ヶ丘高校のモデルの長崎南校を含む長崎の公立高校5高(東・西・南・北・北陽台)は合同選抜制度だったので浦上辺りに住んでいると東高に「割り当て」られる確率が高かったのですが、今は各学校に単願する制度に変わっているようなので、広い地域から電車+徒歩で通ったりしているのかもしれませんね。
出島ワーフ
水辺の森公園周辺を巡っていたら、出島ワーフに色づく世界の明日からの立て看板を発見。
冬のワンシーンっぽいイラストで、アニメ本編が春~秋の季節のお話だったので一瞬見落とすところでした。
長崎は元々が観光地だからか、本作品で新たな観光需要を掘り起こそうと取り組んでいる様子は感じられなかったので、せっかくP.A.WORKSさんが身近な風景を美しく描いてくれているのにもったいないなぁ、と思っていたので立て看板を見つけた時は意外でした。
今回はここまで。その6に続きます。
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