S&P500の過去20年の平均利回りは年6.78%
2022年も残すところ2日。
年間の投資成績を振り返って、年始にこんな記事を書いていたのを思い出しました。
2020年末 | 2021年末 | 2022年末(予想) | 2022年末(暫定) |
3,756.07 | 4,010.73 | 4,282.66 | |
+6.78% | +6.78% | ||
4,766.18 | 4,282.66 | 3,783.22 | |
+26.89% | ▲10.14% | ▲20.62% |
ざっくり過去20年の平均上昇率が+6.78%なので、非常に好調だった2021年が+26.89%と大きく上振れしたのであれば10%位下落するかも?といっていたのですが、実際は▲20%超の下落。
『2021年に26%も上昇したのだから、2022年は20%位下落しても不思議ではない』という電卓たたく前に元々結論付けるつもりだった予想の方が当たってますね。
円安救済?
とはいえ、証券口座にあるS&P500に連動する投資信託は含み損を抱えて真っ青、とはなっていません。
米国の金融引き締め政策により円安ドル高が進行したことによるものです。
2021年末:115.08円/ドル ⇒ 2022年12月29日:133.21円/ドル(暫定)
為替で米ドル建て資産の評価額が良くなっています。
S&P500 | 2021年末 | 2022年末(暫定) | 上昇率 |
米ドルベース | 4,766.18 | 3,783.22 | ▲20.62% |
日本円ベース | 548,492円 | 503,963円 | ▲8.12% |
最近日銀のサプライズ実質利上げ宣言を受けて円高に振れており日本円ベースでも評価損とはなっていますが、8%程度の下落で済んでいるのであればかわいいもの。
「まぁ、円ベースだったらそんなに下落してないし。」
と狼狽売りに走らずに済んだ日本人も多いのではないかと思います。
陽はまた昇る、か?
当面は日本で生活したいと思っているブログ著者にとって2022年は円の資産しか持っていないリスク、ドル建て資産の為替リスクについて考えさせられる年でしたが、世界の覇者らしさを感じない老人大統領のつまらない政権とはいえ、日本の無能政権より何千倍も期待が持てる米国を投資対象から外すことはあり得ないかな、と思います。
米国は金融引き締めで意図的に国内の景気を減速させようとしていますが、日本政府は景気を良くしようとアクセルを踏んでいるつもりなんですよね?
ということで、2023年も長期投資枠は米国株メインで投資していこうと思います。
みなさま良いお年を。
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