自動家計簿アプリ【Mable】を使ってみた

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三菱UFJ銀行が運営・提供するアプリ

【Mable(メイブル)】は三菱UFJ銀行が運営・提供するお金の自動管理アプリです。

同様のアプリに「MoneyForward」がありブログ著者も永らく利用していますが、月額480円のプレミアムサービスには加入していないため、いくつか不具合がありました。

  1. 登録できる連携口座(銀行・証券・電子マネー・カードなど)が最大10件まで
  2. 口座情報の更新頻度が低い
  3. 1年以上前のデータが閲覧できない

口座数の上限については、「MoneyForwardと住信SBIネット銀行ユーザ向けのアプリ「MoneyForward for 住信SBIネット銀行」の2つのアプリを利用し、それぞれに口座を登録することで最大20口座まで、口座情報の更新頻度については都度更新ボタンを押すことで無料会員のままやり繰りしてきました。

2つのMoneyForwardアプリを併用
Deliverich

私は別途パソコンで家計簿をつけているので問題ありませんが、「1年以上前のデータが閲覧できない」のは、家計簿を全部アプリにお任せしたい方には大問題かも知れません。

そんなある日、とある記事で偶然【Mable】の存在を知り使ってみたところ、MoneyForwardの不具合を解消できそうでしたのでこの記事を書いています。

ブログ著者は三菱UFJ銀行に口座を持っているので関係ないものの、このアプリは三菱UFJ銀行が運営・提供していますが、三菱UFJ銀行に口座を持っていなくても利用することが出来ます。

Deliverich

今のところアプリ内に鬱陶しい広告も表示されませんが、どういうビジネスモデルで運営されているのですかね?

アプリを使ってみよう

  1. iPhoneまたはアンドロイド端末でMableをダウンロード
  2. 「新規登録」をクリック
  3. メールアドレスとパスワードを設定
  4. 利用規約を確認し、「契約に同意して登録する」をクリック
  5. 本人認証用の携帯電話番号を登録
  6. ショートメッセージまたは電話にて認証コードを確認

ここまででアプリのインストールが完了して以下のような画面が表示されると思います。

初期ホーム画面

ここから銀行口座を登録していくのですが、一点、注意点があります。

Mableアプリで使用する金融情報の取得については東京都港区に本社を置くベンチャー企業、マネーツリー株式会社のMoneytreeサービスを利用しています。

注意画面

よって、金融機関などの口座を登録する前に

  1. Mableに登録されたメールアドレスでMoneytreeIDを作成
  2. マネーツリーの利用規約と個人情報保護方針に同意
  3. メールアドレス宛にMoneytreeからメールが届くのでメールアドレスを確認(ログイン)
  4. MoneytreeIDとMableの連携

という作業が必要となり、口座の登録・削除はMoneytree側で行うことになります。

このような建付けになっているので、連携できるサービス、口座数はMoneytreeの制約によることになります。

連携がうまく出来たら、Mableのホーム画面に保有資産の残高が表示され利用開始できます。

Mableのメリットとデメリット

しばらく利用してみてブログ著者が感じた、MoneyForward(無料版)と比べてのメリット・デメリットは以下の通り。

メリット

①口座登録上限が50件と多い(MoneyForwardは10件)
②アプリを開くと口座情報の自動更新が開始
③データ保管は永年
④広告がなく画面スッキリ、ふりかえり(家計簿)画面も見やすい

デメリット

①サービス提携先がやや少ない(MoneyForward:2,595、Moneytree:2,493
②情報収集元の企業が非上場のベンチャー企業

メリットの①~③はMoneyForwardの無料版だと物足りなかった部分を満たしてくれ、特にアプリ1つで保有資産全体を把握できるのは大変便利です。
メリットの④は好みの問題もあるとは思いますが、以下のサンプルのように広告がなくスッキリとした画面であり、なおかつ一目で1ヶ月のお金の変動が判るデザインとなっており見やすいところが好印象です。

ふりかえり(家計簿)画面

反対にデメリットの①は、以前に比べて大分差が無くなってきているものの、(こんなポイントカードにも対応しているのか!)と驚きっぱなしだったMoneyForwardに比べて対応サービスが少ないです。
とはいえ、メジャーなところはほぼ網羅されていると思うので、普段利用しているサービスで「このサービスに対応していないとちょっと・・・。というものがない方であればデメリットでもないかと思います。
デメリットの②は、ブログ著者も最も気にするところです。MoneyForwardを使い始める時も、自分の資産の情報が一企業に全部把握されてしまうことに物凄い抵抗感がありました
マネーフォワードは東証一部上場企業ですが、マネーツリー社は非上場。非上場とはいえマネーツリー社は三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、SBIインベストメントなどが出資して出来ている企業であること、東証一部に上場して監査法人の監査を受けている企業であっても「やらかす時はやらかす」ことなどを考えてブログ著者は利用するという判断をしましたが、ここは皆さん個人の判断に依るもの。ご紹介はするものの利用するか否かはあくまで自己責任でお願いいたします。

軸足を移しつつ

ブログ著者の利用環境では、これまでのMoneyForward(無料版)の弱点を補って十分なアプリだったので、MoneyForwardは残したまま並行してMableを利用している状況です。
このまま数ヶ月利用して「Mableだけで大丈夫だな」と確信が持てた段階で完全移行しようと考えているところです。

この記事を書いていて、Mable⇔Moneytree間のやり取りをしなくても、直接Moneytreeアプリを使えば良いのではないか?という考えが頭をよぎったのですが、もしその方が良さそうだ、となりましたらまた記事書きます。

ではまた。

【Mable】の詳細はこちら↓

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/app/lp/mable/index.html

【2024.01.17追記】2024.03.27に新アプリに引っ越し

上記のリンク先にも記載がされていますが、3月27日にMableは新アプリ【Money Canvas】に引っ越しする模様です。
一足先に新アプリをインストールしてみた記事はこちら↓

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この記事を書いた人

猫派。おひとりさま。旅行好き。2005年頃から優待株投資に目覚め毎月+1銘柄を目標に優待株だけを買い続ける。最近、優待で生活するヒトが自分の理想とかけ離れていることに気が付き投資方針を変更中。目指すはFIRE。

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