大納会前ですが既に冬期休暇モード
2021年の権利付き最終日は昨日12月28日なので、既に今日・明日は来年分の取引を始めていることになりますが、気分的には益出し・損出しも終え、ふるさと納税も終え、本業の仕事納めも終わり、休業モードです。
昨年末に書いた益出し・損出しについての記事はこちら↓
2021年の損益振り返り
ということで、今年の投資成績を振り返りたいと思います。
2021年末 | 2020年末 | 増減 | |
①投資銘柄数 | 179銘柄 | 207銘柄 | ▲28銘柄 |
②評価額 | (非公開) | (非公開) | +765.1万円 |
③配当金 | (非公開) | (非公開) | +46.4万円 |
①プロフィール欄にも書いている通り、株主優待投資⇒高配当株投資へとポートフォリオの見直しを進めた結果、幅広い会社の株を100株ずつ買う(株主優待狙い)から、高配当株を複数単元保有するスタイルに移行しつつあり銘柄数は大きく減少しています。
②岸田ショックがありつつも日経平均は1,500円以上上昇、含み損を抱えた銘柄は年末にかけて損切りしたことから、保有株の評価額は大きく上昇しました。
③ポートフォリオの見直しに伴い受取配当金の額も大きく上昇しました。(※配当金の計算はYahoo!ファイナンスの予想配当情報を元にしていますので、税引き前・実際の配当金支給額とは異なります。)
銘柄の選別を行い株を手放して得られた資金がどこへ行ったかというと
- 米国株インデックス投資に流れた
- グロース株への単元未満株投資(ネオモバ)に流れた
- 暴落相場に備えた現金資金として持っている
となっています。
2021年は投資バブル?
年間で資産が700万円も増えているんなら3年で老後資金も安泰じゃん?
なんて妄想するのですが、2021年は個人投資家の投資ブームでバブルだったんだろうというのがブログ著者の見立て。
まるで社会主義国家のような(世界屈指の重税を日本人に課しているにもかかわらず)批判の矛先を純富裕層に向けて富の再分配を謀るような政権が続くと、
「預金で寝かしておいてもお金増えないし、投資やってみようかな」という日本人も、
「日本株は安全資産。PERも割安ダヨネ。」という海外投資家も、
『リスクを取ってせっかく利益出しても結局国に税金で持っていかれるだけでしょう?損失被っても自己責任で片付けられるし…。』とか
『日本は落ち目ネ。コロコロ税制変えて、ただでさえ高い配当課税を30%にしようとか言ってル。魅力ないし信用できないネ。』
と気付かれて一気に日本そのものに愛想をつかされるのではないかと危惧します。
2022年に向けて
引き続き高配当株へのシフトを行っていこうと思っています。
昨年末に比べ配当利回りは+0.49%程度と大きく利回りが向上しているものの、米国インデックス投資の利回りには遠く及びません。
じゃあ、今持っている日本株全部手放して全部S&P500とかに突っ込んだら良いんじゃない?
と思うのですが、多分それが投資の最適解だとは思うものの、
それを実行したが最期、絶対に取り崩すことのできない『数値上のお金』になります。
投資を始めてから、「毎年資産が増える」「無駄な出費を抑えて投資に回せる資金を増やす」という快楽を知ってしまい、資産残高が減ることに耐えられないマインドが形成されています。
日本の個別株であれば、個別株ならではの粗(優待制度変更、減配・無配、TOB・MBA、不祥事などなど)があり、理由を付けて株を売却する機会があります。
しかし、米国インデックス投資は投資の最適解故に隙がなく『売却』のボタンが押せないだろうと思うのです。
ニワトリを捌く決断が出来ないのであれば、時の経過とともに丸々太っていくニワトリを飼って眺めるよりは、金の卵を産む健康そうなニワトリを飼って卵を毎日食べて生活する方が幸せではないかな、と考えます。
2022年末にどういうポートフォリオになっているか、自分のことながら楽しみにしつつ、ではまた。
みなさま良いお年をお迎えください。
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