【2日目】えびがわ町の妖怪カフェ聖地巡礼
【旅程】宿~JR岐阜駅~JR大垣駅~宿~養老鉄道大垣駅~揖斐駅~レンタカー~谷汲山華厳寺~横蔵寺~春日六合~そばの駅いびがわ~レンタカー返却~揖斐市街~揖斐駅~宿~一汁五穀~JR大垣駅~宿
朝食は優待券を使う
今日の宿は朝食が別料金だったので食事なしプランで予約。
ちょうど宿の近くにすき家があり、こちらで朝食。海外に駐在しているとなかなか株主優待券を使う機会がないので日本に帰国した際は使うチャンス。久しぶりに日本の朝食を味わう。
JR岐阜駅
米原行きの特別快速で大垣まで移動。
「米原」「大垣」と聞くと学生時代に青春18きっぷで旅していた頃を思い出します。とはいえ、当時は大垣駅や米原駅は乗り継ぎ駅で駅の外をゆっくり観光したことはなく、おそらく今回が初下車となる。
JR大垣駅
大垣夜行などで何度も駅には来ているものの、学生時代の話なので駅の記憶は曖昧。立派な駅ビルもあって都会なんだな、という印象。
養老鉄道大垣駅
JRのお隣の養老鉄道へ。ここはSuica使えない。
それどころか、切符は磁気式でもない硬券でもない紙の切符。揖斐まで30分足らずだが、片道410円とはなかなかお高い。
寂れたローカル線なのかと想像していたが意外と乗客多かった。自転車が持ち込める車両もあるらしく庶民の足なのかも。
映画「聲の形」と養老鉄道がコラボしている広告を見て、そういえば大垣が舞台だったと思い出す。『明日、聖地巡礼しようかな?』などと考えながら終点を目指す。
揖斐駅
電車に揺られること24分。終点揖斐駅到着。
今日は「えびがわ町の妖怪カフェ(上田信舟著)」の聖地巡礼なのですが、作品のノスタルジックな雰囲気もあってものすごーく田舎だと思っていたのですが、
山あり川あり田んぼあり茶畑ありの自然豊かではあるものの、結構栄えているじゃないか。
レンタカー
今回駅徒歩9分ぐらいのガソリンスタンド併設のレンタカー屋さんを利用したのですが、土地柄なのかたまたまなのか、すごく店員さんの愛想が良く好印象だった。
この日はちょうど「いび祭り」が開催される日だったらしく「取材にいらしたの~?」と言われたり(カメラ持っていたので)車の説明を詳しくやっていただいたり。
レンタル6時間+ガソリンだったものの、ガソリンも結局2リットル280円程と、安くて申し訳ないくらい。カースタレンタカーさんありがとう。
谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)
揖斐の町の中心部はお祭りのため交通規制で通れないらしい。交通規制があるとは知らなかったものの、お祭りがあるとの情報をレンタカー屋さんで聞いていたので淡々と回り道して谷汲山へ。
観光地によくある、日曜・祝日・桜・紅葉の季節は駐車場が有料(400円)。
さすがゴールデンウイークだけあってそこそこお客さん多し。たしかに、参道の桜並木と、境内の紅葉は、ハイシーズンにはものすごく綺麗だろうと想像に難くない。
「えびがわ町の妖怪カフェ」で取り上げられていた「三狸(見たぬき、言わたぬき、聞かたぬき)」の置物や、
戒壇めぐり、
菊花石、
を見て聖地巡礼。戒壇めぐりは、本当に完全な闇の中を歩く感覚。目が慣れて薄っすら見えるという事も全くない闇。
一応、鍵?だったのか定かではないが何か金属質なものに触れる感覚はありました。これで来世では極楽浄土へ行けるか?
横蔵寺(よこくらじ)
ここも日曜祝日と11月は駐車料300円。。11月は紅葉シーズンだから?
妙心法師という約200年前に断食の末、即身仏になられた方のミイラがいらっしゃる。
ブログ著者はあまり信仰心がないので、決意して棺桶を用意してもらい即身仏になるまでの信心というのは理解できず。
宝物堂とミイラのいる舎利堂の拝観券が500円。観光ガイドには300円と書いてあるが、どこもインフレだなーと思う辺り俗物的ある。
春日六合
もう一つ、妖怪カフェの作者の奥付で紹介されていた春日六合という所が気になり行ってみる。
岐阜のマチュピチュとTVで紹介されたようで、駐車場満車。途中の資材置き場っぽいところに駐車して天空の遊歩道へ。
昨日の稲葉山登山に比べれば楽ちんですが絶景ポイント手前はそこそこ急な山道。ハイヒールだと辛いと思う。本物のマチュピチュに行ったことはありませんが、眼下に広がる揖斐茶畑がいい感じ。
途中の道は離合が面倒な狭い山道ですが、揖斐に来たなら行ってみる価値あり。マチュピチュが鑑賞できる展望台から下山すると揖斐茶の振る舞い茶を頂いた。お茶を蒸してる芳香は格別。
茶畑周辺といい、揖斐周辺といい、どこから湧き出ているのか本当に水が豊富。
そばの駅いびがわ
遅い昼食を蕎麦で。
お味は普通に美味しい。
揖斐市街
普段は(多分)静かな商店街だと思うが今日はお祭り。
出店も並んでいるが、神輿を担ぐのに地元のちびっ子が総動員されているようで、出店で食べ物を買ってるのは大人が多い印象だった。
揖斐駅
駅に戻ってきた、と思ったら大垣行き電車発車時刻直前。
遅れている客を待っていてくれる養老鉄道。もう少しじっくりと写真を撮るつもりが、駅員さんから「発車しますよー」と声を掛けられ慌てて乗車。さらば揖斐駅。
水まんじゅう美味い
大垣に戻ってチェックイン。駅前の金蝶園総本舗という店で水まんじゅうを購入。
いや、あまりにも人が並んで買っていたので気になってしまい。あんこの重さを包む皮が葛餅で軽く、スイッと食べられる。うま~~~い。これは並んで買いたくなりますね。
一汁五穀
夕食を食べに大垣駅北側へ。ショッピングモールが駅と繋がっていて栄えている。日本食が食べたくて一汁五穀。田園定食注文。うま~~い。
写真では分かりづらいですが、かき揚げが大きい。
JR大垣駅
明日からと言わず「聲の形」の聖地巡礼を開始。
映画を観てからしばらく経つので、「おぉ、ここここ!」という感覚はないですが、公開されてから日が浅いだけあって、街の様子がそのままで楽しめた、かも。
三日目に続く。
コメント