楽天証券の猛追
取引手数料が最安値水準で、取り扱い商品も多く、対面販売を必要としない個人投資家に人気のネット証券というと、SBI証券と楽天証券だが、E・TRADE時代からの顧客を持つSBI証券を楽天経済圏の一角であるメリットと親しみやすいインターフェースを持つ楽天証券が猛追しています。
旧態依然のインターフェースで投資初心者には使いづらいことで定評のあるSBI証券ですが、
ブログ著者はPC用の取引画面と取引用のソフト『HYPER SBI』を併用していますが、どちらも使いづらいなぁと思い続けています。
流石にこのままではまずいと思ったのか、色々と施策を打っているようです。
以前も取引手数料の値下げ競争でしのぎを削っていた両社ですが、『一日の約定代金が100万円までは手数料0円』というところまで行ってしまい手数料で大きな差をつけることは出来なくなりました。その他のネット証券が焼き払われてしまいましたが。
最近は、
- 特定のクレジットカード決済で投資信託積立するとポイント付与
- Vポイント、Tポイントなど利用した投資
- 特定の銀行との連携による付加サービス
などに取り組んでいるものの、使い勝手の部分は手付かずでした。
『My資産』機能で資産状況の把握が容易になった!
PC用の取引画面が最近前述の施策によってバナー広告が増えてより鬱陶しい見た目になっていましたが、2021年8月下旬に実装された『My資産』機能は『ようやくユーザーインターフェースも向上させる気になったのかも?』と期待される機能追加でした。
(詳しくは以下のリンクを参照↓)
これまで、日本株と海外株は別物という思想なのか、取引画面が全く別になっており、外貨建て資産の状況を確認するには別の画面に移動しないと確認できず、保有資産の一覧が表示できないという仕様だったり、配当や譲渡損益も一覧確認できない(四半期ごとの「取引残高報告書」を待たざるを得ない)というユーザーに優しくない仕様だったので、随分便利になったという印象です。
やっぱり、何社かが競合して切磋琢磨していただかないと良いサービスは生まれてこないのかな、と思います。
あとは、取引そのものの画面がもう少し使いやすくなったり、ブログ著者のような『週末投資家』が土日にアクセス不可でガッカリする長時間メンテナンスが減ってくれると良いのですが。
ではまた。
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