南山手周辺から
さて最終回となる今回は、序盤及び終盤でメインの舞台となった南山手周辺を巡っていきましょう。
出雲近隣公園への階段
まずは第一話、花火を観に行くところ。60年後なのでここか?といわれると断言はできませんが、長崎港を望む角度といいこの辺りなのだろうなと推測します。
同じく、階段から出雲近隣公園を見上げたところです。
中央にちょっとだけ見える東屋は瞳美と唯翔が邂逅した場所。60年後も残っているのはなんか嬉しいですね。
出雲近隣公園
物語のキーとなる場所なので写真が沢山になりますが、第一話で唯翔を追いかけてきた瞳美が出雲近隣公園に到着。
瞳美がやってきた時も桜の頃だったので、こんな風景が広がっていたのでしょう。
第一話の終わり、第二話の冒頭シーンで登場。唯翔が絵を描いていたところです。
大浦天主堂下
第一話で胡桃とあさぎが将に『唯翔の家の2階から美少女が脱走』という話をしていたコンビニの前。
同じく、地図を開いて迷子になっている瞳美が立っていた辺り。
将・胡桃・あさぎが瞳美に話しかける辺り。
祈念坂
第一話で将・胡桃・あさぎが瞳美をまほう屋へ案内する途中。祈念坂を通ります。
あさぎ『まほう屋さん、もうすぐですよ』
写真美術部の部員である話をするところ。
胡桃『おーい、こっちこっち。』
記念坂を登り切ったところ。第一話で写真美術部についていく瞳美、エンディングでもこの風景が使われています。
大浦展望公園
一話でも写真美術部のメンバーが夕焼けの写真を撮影していますが、祈念坂を登った上にあります。
第十一話で紙飛行機が頭に当たった唯翔のところへ瞳美が駆けてくる場面。
第十二話。瞳美と唯翔が語らうところ。
唯翔『俺は瞳美が魔法使いで良かった。』
グラバー園第二ゲート周辺
まほう屋の近くということで、第一話の他、この辺りは作中度々登場します。正面の建物はグラバースカイロード垂直エレベーター。
第一話で瞳美をまほう屋への入り口まで送り届けて帰っていく将・胡桃・あさぎ
第十話で鍋冠山展望台に行っていた瞳美と唯翔が別れるところ。
第十一話で瞳美が唯翔に投げた紙飛行機を追いかける場面。
階段を大浦展望公園へ下っていきます。
グラバースカイロード3号橋
第八話、魔法写真美術部の撮影会でのワンシーン。琥珀と瞳美が並んで立っている場面。
琥珀『瞳美はいつか、帰りたいの?』
第十話で唯翔を見送る瞳美。
グラバースカイロード1号橋
第八話で夜、自分のかけた魔法が不完全だったことを知った琥珀があさぎに会いに走る場面で登場。
鍋冠山展望台
第十話で瞳美と唯翔が訪れたところ。
長崎港・女神大橋が一望できます。
同じく、ベンチ。正面に三菱重工業長崎造船所のドックが見えます。
出雲近隣公園・ふたたび
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、物語終盤で再び出雲近隣公園が登場します。
冒頭に訪れた時とは違う気持ちで瞳美はここに来たはず。
「色づく世界の明日から」の構成を考えた方は、この公園を見てお話を完成させたのかな?と思う程、イメージにぴったりな場所です。
エンディングの景色から
最後はエンディングで描かれた風景から。
雨の日の夜という、シンクロ撮影しようと思うとちょっとハードルが高いです。
祈念坂を登り切ったところ。
街灯に照らされた石畳を手前にパンしていきます。
エンディングでは石畳に水たまりが出来ていますが、実際は写真の通り奥に向かってゆるく傾斜しています。
この周辺では野良猫をよく見かけますが、撮影時はいませんでした。
お次はグラバースカイロード3号橋の下。右のコンクリートの柱は垂直エレベーターのもの。
今度は上にパンしていきます。舞い上がった傘が雨の多い街、長崎を象徴している良いエンディングだと思います。
おわりに
10回に渡り『色づく世界の明日から聖地巡礼』お届けしてきましたがいかがだったでしょうか?
P.A.WORKSさんらしく長崎の街を綺麗に描写されており、楽しく巡礼することが出来ました。
ご覧の通り、坂あり、階段あり、な土地なので車で巡るのは難しく徒歩での巡礼になると思いますが、長崎に観光された際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ではまた。
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