旅程
自宅~羽田空港~おいしい庄内空港~山居倉庫~本間家旧本邸~別館お店~旧鐙屋~みなと市場~海洋センター~宿~飲み喰い処神田川~宿
羽田空港へ
京急で羽田へ。今度「羽田空港国際線ターミナル駅」を「羽田空港第3ターミナル駅」に変更するのだそう。外国人には番号の方が分かりやすいし、「国際線」と「国内線」が聞き分けづらい、という事情もあるようだが、日本人には分かりにくくなるような気がする。“Haneda Airport International terminal“の呼称の方が国際線はこっちなんだな、と一発で分かっていいじゃん。。
帰省ラッシュは何処?
お盆前ですごく混んでるだろうなー、と早めに空港に着いたのだが、ほとんど行列なくチェックイン。みんな帰省しないのかい?
それとも、両親は地方出身者だけれど自分は東京生まれ東京育ち。ラジオ体操でカードにスタンプ押してもらったり、セミ捕りに行ったり、河原で水遊びしたり・・・とかいう夏の原体験などしたことが無くて、ジジババの家はあるけれど、もう他所のヒトのお家で、実家と呼べる感覚の土地が地方にはないのだろうか?
おいしい庄内空港
今回の旅、山形までの移動手段を新幹線にするか飛行機にするか迷ったのだけど、時間と到着地からのレンタカーの安さと宿の予約の取りやすさで、飛行機で「おいしい庄内空港」に飛ぶことに。
最近、空港に俗称をつけるの知ってはいたんです。「高知龍馬空港」とか、「出雲縁結び空港」とか「たんちょう釧路空港」とか。・・・でもね、機内アナウンスとかで、「当機は『おいしい庄内空港』に到着致しました。」とかいうの何だか変だと思うの。空港が美味しいのですか?
庄内空港
庄内空港の手荷物返却コンベアのオブジェはメロン。あれ、山形ってさくらんぼのイメージだったのだが、メロンも産地?
この後、レンタカーで走っていると「メロン」「ぶどう」「さくらんぼ」などなど直売店だったり、狩れる店だったりがあちこちにあって実はフルーツ王国らしい。
首都圏から山形に行く場合、鉄道など他の交通手段がある所為か、庄内空港は地方空港の中でも小さい部類だと思う。とはいえ、羽田からの飛行機はほぼ満席だったので、交通の要所ではあるのかも。
山居倉庫
日曜日で人気の観光スポットは激混みらしいので、まずは酒田市内で往年の街並みを堪能してみる。蔵と欅の並木が美しい。
混雑する観光スポットを避けるつもりが、ここは地域きっての観光地らしく駐車場は混雑していた。
山居倉庫の様子はこちら↓
本間家旧本邸
山居倉庫に車を止めたまま、酒田市内を散策。
山居倉庫で駐車場が空くのを待たされた故の徒歩散策でしたが、その他の場所の駐車場はそれほど混雑しておらず。。車に乗っても駐車場に困ったりしなかったかも。。
本間家のお屋敷へ。平屋で200坪超の豪邸。
本間家は地域と共に発展して利益の4分の3は地域振興のため還元していたそうなので地元の人からも親しく思われていたそうです。名家ってそういうものかもね。
本間家別館
旧本邸の真向かいに、お店(おたな)。
色々と、昔の廻船問屋(豪商)の品々を展示。
旧鐙屋(きゅうあぶらや)
目の前に市役所の庁舎が建っていたり、この辺りが酒田市の中心街なのだと思うが・・・。
拙者の故郷の町役場の建物の方がよっぽど立派だったりします。昔は酒田の町も海運で栄えたのだろうけれど、ここが目抜き通りというには少々寂しい感じ。近代的な市庁舎の目の前に屋根に石を置いた茅葺屋根の旧家が建っているという様はシュールではあった。
みなと市場
酒田港に隣接する海鮮市場。ここだけすごーく観光客で混んでいる。
特に、小松鮪専門店というお店は到着時が15時という食事をするには中途半端な時間帯にも関わらず物凄い行列。ここで山鉾丼というメガ盛り海鮮丼を食べるつもりでしたが、順番待ちの家族連れ&カップルに圧倒され別のお店へ退散。せっかくなので、税抜1,800円もする特上寿司。
隣に座ったサザエのつぼ焼きを注文していた見た感じドキュソなカップルから「特上寿司かよ。美味そうだな。」と言いたげな目線で見られようがお構いナシ。ワタクシ独身貴族でして、旅の途中で味わうおひとりさま鮨なのですから。まぁ、美味しゅうございました。
海洋センター
みなと市場のお隣に無料で見学できる海洋センターがあるらしい。
入館すると、酒田の海洋貿易の歴史とか、税関の役割とか、酒田港の成り立ちとか、色々とお勉強できるのだが、お勉強要素が強い所為かお客さん少な目。
庄内平野
学生時代社会の時間に習いました、庄内平野。暗記モノが超絶苦手だったので、庄内ってどこ?何県?新潟?秋田?とか全然理解していなかったのですが、今回、車で庄内平野を走って、「おーー!これは平野だ。米どころを自慢したくなるのも分かるわー」と感心した。何事も百聞は一見に如かず。
遠くに山々を望む、北海道かと思うようなだだっ広い平野に一面の水田。地理専攻だったものの実際に訪問して旅歩きしていたら、もっと日本の地理に興味関心を持っていたかな。
港湾都市
さて、今日の宿は鶴岡。南へ車を走らせる。どうでもいい話だが、酒田市は港湾都市であるにも関わらず、それほどガラの悪さは感じなかった。小倉とか、神戸とか、海運で栄えた港町はどうしてもガラの悪さが街の雰囲気として残っているものだが、あまりそのような雰囲気は感じず。
飲み喰い処神田川
目当ての飲食店がことごとく満席で、駅前の居酒屋へ。駅徒歩30秒の好立地なるも・・・いまいち。。
山形の日本酒を取り揃えているが、もっきりのグラスが小さい!辛口が好みということで楯野川をオススメ頂いたが、普通のお味。追加で注文した出羽の雪・自然酒は美味しかった。
宿
本日の宿は、鶴岡駅からそこそこ近くのお宿。今回はレンタカー屋の都合で借りたレンタカーが一回り大きい(といっても普通のセダン)だったので駐車場が大き目で助かる。チェックイン時のおしぼりサービスは◎。
夜鳴きそば
中途半端な時間に夕食を食べた所為か、小腹が空いて再度外出。
鶴岡駅からほど近い「らーめんしょっぷ久ちゃん」へ。久ちゃんラーメンと餃子。「味に自信があるので醤油をつけずに食べてみてください」というだけあって、そのままでも美味しい。
二日目に続く。
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