2017北海道を旅する【5日目】秘境駅と北の果て

目次

旅程

宿~上幌延駅~南幌延駅~安牛駅~雄信内駅~糠南駅~問寒別駅~クッチャロ湖~さるふつ公園~安田石油店~宗谷岬~柏屋~最北端~稚内市ノシャップ寒流水族館~青少年科学館~ノシャップ岬~稚内温泉童夢~海宝~宿(陸路255キロ)

朝食

奥田屋の朝食。牛乳が新鮮。
奥田屋の朝食。牛乳が新鮮

バイキング(も、あるけれど)ではなく御膳で持って来てくれる。牛乳があるのが北海道的かも。

上幌延(かみほろのべ)駅

さぁ、今日はもっと南側の秘境駅を訪問していきましょう。

上幌延(かみほろのべ)駅。ちょっぴり寂しい。
上幌延駅。ちょっぴり寂しい

道路の脇に現れる上幌延駅。近くに工房っぽい建物がポツンとある。

上幌延駅前。
上幌延駅前

例によって駅舎は旧貨車を転用。こちらは長年風雪に晒されて錆が浮いている。

上幌延駅時刻表。1日6本(2017年9月現在)
上幌延駅時刻表。1日6本(2017年9月現在)

(2021年10月追記)
この駅も2021年3月をもって廃止となってしまいました。

上幌延駅名標

南幌延(みなみほろのべ)駅

南幌延駅付近。道路に平行して線路が続く。
南幌延駅付近。道路に平行して線路が続く。

こちらは道路が丁字路になっているすぐ横にホームがある南幌延駅。

南幌延駅。ついに、ホームが板張りの簡単設計。
南幌延駅。ホームが板張りの簡単設計

ついに、駅舎なしの秘境駅か!)と思ったら道路を挟んだ向かいの倉庫っぽい建物が駅舎らしい。

この倉庫っぽいのが、駅舎(待合室)
この倉庫っぽいのが、駅舎(待合室)

時刻表をみると、あと5分後ぐらいに貴重な列車が来るらしい。

南幌延駅時刻表。1日6本(2017年9月現在)
南幌延駅時刻表。1日6本(2017年9月現在)

踏切横で電車のある風景を撮影。(動画はYoutubeに。)

もちろん乗降客ゼロ。。この駅からスタンプラリーを始める。幌延町にある8つの秘境駅を巡るラリーなのだが、歩いて巡る前提になっていたのが衝撃。

安牛(やすうし)駅

安牛駅。超絶錆びてる。
安牛駅。超絶錆びてる

ここも貨車再利用の駅なのだが、めちゃめちゃ錆びてます。

ホーム側から。いなたい。
ホーム側から。いなたい

幹線道路からはそんなに遠くないが、周りに民家なし。。

駅前も見えるが、何もない。
駅前も見えるが、何もない

(2021年10月追記)
この駅も2021年3月をもって廃止となりました。。寂しい。

雄信内(おのっぷない)駅

雄信内(おのっぷない)駅。冬季は除雪作業員が詰めるとか。
雄信内駅。冬季は除雪作業員が詰めるそうです

これまた、年季の入った、でも大きめな駅舎のある駅。

ホーム側から。駅舎が立派。
ホーム側から。駅舎が立派

ホームも相対式になっていて行き違いができるようになっているし、駅員のためのスペースもあるみたい。

2面ホームの間から。
2面ホームの間から。

この古さがとっても素敵。

もう、これだけで絵になると思いませぬか?
もう、これだけで絵になる風景

糠南(ぬかなん)駅

糠南駅全景。しびれる。
糠南駅全景。しびれる。

ホームが木製。学校があるあたりから少し外れた踏切側にあるのだが、(今度こそ駅舎がない?)と思ったら、

糠南駅前、横から。
糠南駅入り口

ホーム横の小さな物置が駅舎なのだった。

駅舎を全開にしたところ。究極の簡易待合室だと思う。
駅舎を全開にしたところ。究極の簡易待合室だと思う

レンタカーに戻って(昨日、特急宗谷でこの辺り通ったのは何時頃だったかな?)と調べようと時刻表を調べていたら踏切の警報機が鳴り出す。慌てて、車外に飛び出し列車と駅を無事撮影。(動画はYoutubeにて。)

秘境駅で2回も列車と遭遇するというのは運が良いと思う。

問寒別(といかんべつ)駅

問寒別(といかんべつ)駅。駅舎新しめ。
問寒別駅。駅舎が新しい

最後は問寒別駅。駅前はちょっとだけ栄えているし、駅舎も綺麗に塗装されている。

問寒別駅前。駅前にちょっとだけ町がある。
問寒別駅前。駅前に小さいながら町がある

唯一待合室にツーリング客のものと思われる荷物と折り畳み自転車が置いてあった。

待合室の掲示。Youは何しに問寒別へ?

持ち主は近所を散策中なのか不在。

ホーム側から。
ホーム側から

結局、今回の秘境駅巡りで駅で遭遇した人ゼロ。(唯一、雄信内駅で入れ違いに歩いて来たと思われる人を見かけたぐらい)そりゃ、廃止しようかという話にもなるよね。。

問寒別駅時刻表。やはり1日6本。
問寒別駅時刻表。やはり1日6本。

クッチャロ湖

クッチャロ湖。訪問は初めて。
クッチャロ湖。初訪問

ここから峠を越えてオホーツク海側に走る。峠では物凄い霧に包まれて数メートル先が見えない。カーナビって偉大だ。湖畔にキャンプ場があり、こんな天気ながら何組かがキャンプを楽しんでいる。

売店。キャンプ場の受付も。
売店。キャンプ場の受付もあり

たくましいアウトドア派だ。

足湯

温泉があったり、足湯があったり、レストランがあったり、売店があったり、なかなか施設も充実している。アイスとかファーストフードの売店は流石に閉まっていた。

さるふつ公園

道の駅さるふつ公園。宿泊施設もあったり。
道の駅さるふつ公園。宿泊施設もあり

オホーツク海沿いを北上すると道の駅と土産物屋、ホテル、飲食店がバラバラに立ち並ぶエリアに到着。

さるふつまるごと館。ほたてが目を引く。
さるふつまるごと館。ほたてが目を引く

雨足が強まる中、強風が吹く中、地下の横断道を通ってオホーツク海を眺める。

地下道。道路を挟んで海側へ。親切設計。
地下道。道路を挟んで海側へ歩いていける親切設計。

地下道がブラックライトに照らされた猿払村の景色が良いアート。

地下道のアート。ブラックライトに映える出来。
地下道のアート。ブラックライトに映える

こういう人気のない地下道だと、すぐ品も個性もない落書きがされるのだが、こういうアートは良いね。
寂れた町と思いきや、道沿いには「ほたて御殿」が建ち並ぶほど高所得の住民が多い自治体なのだそうです。

安田石油店

日本最北端の給油所。安田石油。
日本最北端の給油所。安田石油

日本最北端のガソリンスタンド。ここで給油すると給油証明書と貝殻でできたお守りをくれる。十数年前に来た時から変わらないサービス。

宗谷岬

日本最北端の地に到着したものの、相変わらず天気がよろしくない。

宗谷岬。日本最北端の碑。
宗谷岬。日本最北端の碑

明日、天気が回復することを願って、今日はざっくり観光。

日本最北端のバス停。
日本最北端のバス停

『日本最北端』が点在しており相変わらずここ周辺だけは観光客が多い。

日本最北端のバス待合室。
日本最北端のバス待合室

柏屋

日本最北端のお店。繁盛しているようで、店員も多し。
日本最北端のお店

日本最北端の売店。

流氷を拾って動物の剥製と共に展示。
流氷を拾って動物の剥製と共に展示

流氷の展示室が無料で見られるのも以前と変わらず。

柏屋の流氷展示室。マジで内部は寒い。
柏屋の流氷展示室。マジで内部は寒い

十数年前に購入したものと全く同じTシャツとお土産を購入。

食堂最北端

きっぱりしたネーミング。老夫婦が営む。
きっぱりしたネーミング

昼食どきを大きく過ぎてお客さんゼロ。風雨で冷えた体にホタテラーメンの塩スープが身に染みる。

冷えた身体に染み入るホタテラーメン。
冷えた身体に染み入るホタテラーメン

後にライダー2人がやって来てウニ丼注文していた。

稚内市ノシャップ寒流水族館

ノシャップ岬に到着。

チケット売り場。閑散。
チケット売り場。閑散としている

4時過ぎ。夕日の名所なので天気が良ければこの時間でも観光客が多そうだが、この日は小雨で風も強い。寒流水族館も店じまいモードで数人の客がいるのみ。アザラシもやる気なさそう。

アザラシも閉店モードでまったり。
アザラシも閉店モードでまったり。

それほど広くない水族館だが、

ドクターフィッシュのご案内。
ドクターフィッシュのご案内

個人的にはドクターフィッシュがいる水槽に手を入れてみたのが面白かった。

カニ。美味しそう・・・。。
カニ。美味しそう・・・。。

餌に群がる魚魚魚。

クラゲも。
クラゲもいます。

青少年科学館

青少年科学館。H2ロケット。
青少年科学館。H2ロケット

同じ入場券でこちらも入場できるということで見学。
先ほど以上に店じまいモード。ほぼ誰もいない。

イライラ棒。ちょっと懐かしい感じ。
イライラ棒。ちょっと懐かしい。

子供向けの体験施設を片っ端から体験してみる大人が一人。。寂しくないよ?

南極の氷が触れたりします。
南極の氷の展示もありました

ノシャップ岬

科学館を出て岬の方へやってきました。

イルカの像が素敵。ノシャップ岬。
イルカの像が素敵。ノシャップ岬。

きっと晴れていたら素敵な夕焼けが見られたはず・・・ですが、この天気では。近くにあるお土産物屋さんも17時で閉店。

お土産物屋さんも店じまい。
お土産物屋さんも店じまい。

さ、寂しくないよ?

稚内温泉童夢

日本最北端の温泉。童夢。
日本最北端の温泉。童夢

やはり北海道は日没が早い。屋外は実質16時頃には観光終わる感じ。ちょっとノシャップ岬から先に行って大型温泉施設へ。
入場料が800円となかなかお高いが、ジャグジーから打たせ湯から寝湯から露天風呂からサウナからなんでもあり。レストランもあるし、この時間なのに、観光客だけではなく地元の人だろうというお客さんもいてそこそこ混んでる。
片っ端からいろいろな種類の温泉に入ってみる大人が一人。個人的にはヨモギ湯が良い香りで良かった。満足度高し。最北端の温泉に行くべし。

海宝

風雨で冷めた体も温泉ですっかりあったまって、そのまま眠りたい気もしましたが、昨日宿のそばにのぼりを見つけてちょっと気になった居酒屋へ。

ジンギスカン、一人前に。。
ジンギスカン、一人前
焼き鳥。鶏じゃないのもいる。
焼き鳥盛り合わせ。鶏じゃないのもいる

こちらは客2名という(昨日の店は宴会が入っていたので賑やかだった)静かな感じだったがジンギスカンも焼き鳥も美味しかった。

焼酎もなかなか。
焼酎もなかなか美味しかった

六日目に続く。

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この記事を書いた人

猫派。おひとりさま。旅行好き。2005年頃から優待株投資に目覚め毎月+1銘柄を目標に優待株だけを買い続ける。最近、優待で生活するヒトが自分の理想とかけ離れていることに気が付き投資方針を変更中。目指すはFIRE。

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