旅程
宿~札幌駅~(特急宗谷)~稚内~氷雪の門~兜沼駅~下沼駅~徳満駅~勇知駅~抜海駅~夕日が丘パーキング~宿(レンタカー112キロ)
駅弁
鉄道の旅なのだから、駅弁も出来るだけ食べようかと思い7時の開店と同時に駅弁購入。

秋だけに、秋のご馳走御膳。

車窓を流れる風景を眺めつつ列車に揺られながら食べる駅弁。旅情あふれる。
特急宗谷

特急なのに『特急宗谷◯号』という呼称じゃなく『特急宗谷』としか書いていないなぁと思ったら、1日一往復しか運転されていないのだった。

札幌駅から稚内駅まで5時間10分。

ディーゼル車両の特急では最長距離を走る特急のようです。贅沢な旅だよね。

時の流れか車内販売はありませんでしたが、お手洗いは広めで良い作りだった。






停車駅の車内アナウンスはYoutubeに動画を上げたのでそちらで。

稚内駅

着いた!!みなさん列車を降りるとしばし日本最北端の駅で写真撮影。

以前稚内を観光した時は、旭川からレンタカー・日帰りの弾丸ツアーで稚内駅は素通りしてた。今回はしっかり写真に収めたよ。これで日本最北端の駅、日本最南端のJR駅(西大山駅)、日本最南端の終着駅(枕崎駅)、日本最東端の駅(東根室駅)、日本最東端の終着駅(根室駅)、日本最西端の駅(佐世保駅)を踏破したことになります。

・・・いつまでも鉄道が存続してくれれば良いが。。

ちなみに日本の反対側の車止めはこんな感じ↓

氷雪の門
駅前でレンタカーを借りて高台へ。今日は天気も雨なので観光は明日じっくりやるとして、ここに来たのは、稚内駅で購入した駅弁を食べるため。

うに盛弁当。

車内誌で12時40分着の宗谷を降りてすぐに購入しランチにするのも良し、と書いてあったので、その通り実行してみた。1380円と、ちょっとお高いけどな。
兜沼(かぶとぬま)駅
宗谷本線の駅を巡る。

今日は5駅を巡ったのだがどの駅でも一人の乗客にも会わず。日中列車が走っていないしね。

ここは駅を突っ切って林の向こうの兜沼にはキャンプ場もあるみたい。

駅の近くの資料館が歴史を物語る古い建物っぽかった。
下沼(しもぬま)駅

雨は相変わらず降り続いているが、チェックインにはまだ早いので、もう少し南の駅まで行ってみる。同じく列車を再利用して作った駅舎。紹介写真だと外装が錆びてボロボロになっていたが、何年か前に塗装し直したようで綺麗。

ここは、まだ周囲に民家があるので、秘境駅とまではいかないかもしれない。

徳満(とくみつ)駅

南下する途中の道沿いにあったので帰り道に寄ってみた。

プレハブっぽいというか、なんか、窓からたこ焼きとか売っていても不思議じゃない造り。

決して駅っぽくはないけど、こういう風避け待合所がないと冬は寒くてダメなのだろう。
(2021年10月追記)
2021年3月で廃止になってしまったようです。
勇知(ゆうち)駅

またまた立ち寄り。ここは駅の横に診療所があったり、郵便局があったり、近くを歩いているおばあさんがいたり駅の周辺に町があり、人の気配がある。

グレーの駅舎がスマート。

抜海(ばっかい)駅

近くに民家が2軒ほど、一方は廃墟っぽい寂れた場所ながら、

有人駅か?と思うほど立派な駅舎が建っている。

日本最北端の木造の駅舎だそう。確かに、この北には南稚内駅と稚内駅しかなく、どちらも乗降客が多い特急停車駅なので、秘境駅は此処までだろう。

本当にいい雰囲気の駅だなぁと思ったら、映画の撮影でも使われたりしたらしい。

夕日が丘パーキング

あとは宿に行くだけ、と、サロベツ原野を走っていると展望台っぽいパーキングエリアが。確かに此処から夕日を眺めたら礼文島と利尻島の方角に陽が沈んで美しそう。しかし、本日は夕日は望めそうにない。退散。
宿
南稚内駅から徒歩数分のホテル。

温泉付き、サウナもあり。部屋もゆったりめのツインでまずまず。ホテルの部屋に寄贈された聖書が置いてあるのが昔の定番だったが、このホテル、古事記の現代語訳が置いてあった。

まぁ、神話といえば神話ですが。
居酒屋で

宿の近く、南稚内駅の周辺には結構な数の飲食店があり、商業の中心なんだなぁ、と思った。うち、1軒を選んで入店。地元の方の飲み会が入っているようで賑やか。


五日目に続く。

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