旅程
宿~上幌延駅~南幌延駅~安牛駅~雄信内駅~糠南駅~問寒別駅~クッチャロ湖~さるふつ公園~安田石油店~宗谷岬~柏屋~最北端~稚内市ノシャップ寒流水族館~青少年科学館~ノシャップ岬~稚内温泉童夢~海宝~宿(陸路255キロ)
朝食
バイキング(も、あるけれど)ではなく御膳で持って来てくれる。牛乳があるのが北海道的かも。
上幌延(かみほろのべ)駅
さぁ、今日はもっと南側の秘境駅を訪問していきましょう。
道路の脇に現れる上幌延駅。近くに工房っぽい建物がポツンとある。
例によって駅舎は旧貨車を転用。こちらは長年風雪に晒されて錆が浮いている。
(2021年10月追記)
この駅も2021年3月をもって廃止となってしまいました。
南幌延(みなみほろのべ)駅
こちらは道路が丁字路になっているすぐ横にホームがある南幌延駅。
(ついに、駅舎なしの秘境駅か!)と思ったら道路を挟んだ向かいの倉庫っぽい建物が駅舎らしい。
時刻表をみると、あと5分後ぐらいに貴重な列車が来るらしい。
踏切横で電車のある風景を撮影。(動画はYoutubeに。)
もちろん乗降客ゼロ。。この駅からスタンプラリーを始める。幌延町にある8つの秘境駅を巡るラリーなのだが、歩いて巡る前提になっていたのが衝撃。
安牛(やすうし)駅
ここも貨車再利用の駅なのだが、めちゃめちゃ錆びてます。
幹線道路からはそんなに遠くないが、周りに民家なし。。
(2021年10月追記)
この駅も2021年3月をもって廃止となりました。。寂しい。
雄信内(おのっぷない)駅
これまた、年季の入った、でも大きめな駅舎のある駅。
ホームも相対式になっていて行き違いができるようになっているし、駅員のためのスペースもあるみたい。
この古さがとっても素敵。
糠南(ぬかなん)駅
ホームが木製。学校があるあたりから少し外れた踏切側にあるのだが、(今度こそ駅舎がない?)と思ったら、
ホーム横の小さな物置が駅舎なのだった。
レンタカーに戻って(昨日、特急宗谷でこの辺り通ったのは何時頃だったかな?)と調べようと時刻表を調べていたら踏切の警報機が鳴り出す。慌てて、車外に飛び出し列車と駅を無事撮影。(動画はYoutubeにて。)
秘境駅で2回も列車と遭遇するというのは運が良いと思う。
問寒別(といかんべつ)駅
最後は問寒別駅。駅前はちょっとだけ栄えているし、駅舎も綺麗に塗装されている。
唯一待合室にツーリング客のものと思われる荷物と折り畳み自転車が置いてあった。
持ち主は近所を散策中なのか不在。
結局、今回の秘境駅巡りで駅で遭遇した人ゼロ。(唯一、雄信内駅で入れ違いに歩いて来たと思われる人を見かけたぐらい)そりゃ、廃止しようかという話にもなるよね。。
クッチャロ湖
ここから峠を越えてオホーツク海側に走る。峠では物凄い霧に包まれて数メートル先が見えない。カーナビって偉大だ。湖畔にキャンプ場があり、こんな天気ながら何組かがキャンプを楽しんでいる。
たくましいアウトドア派だ。
温泉があったり、足湯があったり、レストランがあったり、売店があったり、なかなか施設も充実している。アイスとかファーストフードの売店は流石に閉まっていた。
さるふつ公園
オホーツク海沿いを北上すると道の駅と土産物屋、ホテル、飲食店がバラバラに立ち並ぶエリアに到着。
雨足が強まる中、強風が吹く中、地下の横断道を通ってオホーツク海を眺める。
地下道がブラックライトに照らされた猿払村の景色が良いアート。
こういう人気のない地下道だと、すぐ品も個性もない落書きがされるのだが、こういうアートは良いね。
寂れた町と思いきや、道沿いには「ほたて御殿」が建ち並ぶほど高所得の住民が多い自治体なのだそうです。
安田石油店
日本最北端のガソリンスタンド。ここで給油すると給油証明書と貝殻でできたお守りをくれる。十数年前に来た時から変わらないサービス。
宗谷岬
日本最北端の地に到着したものの、相変わらず天気がよろしくない。
明日、天気が回復することを願って、今日はざっくり観光。
『日本最北端』が点在しており相変わらずここ周辺だけは観光客が多い。
柏屋
日本最北端の売店。
十数年前に購入したものと全く同じTシャツとお土産を購入。
食堂最北端
昼食どきを大きく過ぎてお客さんゼロ。風雨で冷えた体にホタテラーメンの塩スープが身に染みる。
後にライダー2人がやって来てウニ丼注文していた。
稚内市ノシャップ寒流水族館
ノシャップ岬に到着。
4時過ぎ。夕日の名所なので天気が良ければこの時間でも観光客が多そうだが、この日は小雨で風も強い。寒流水族館も店じまいモードで数人の客がいるのみ。アザラシもやる気なさそう。
それほど広くない水族館だが、
個人的にはドクターフィッシュがいる水槽に手を入れてみたのが面白かった。
餌に群がる魚魚魚。
青少年科学館
同じ入場券でこちらも入場できるということで見学。
先ほど以上に店じまいモード。ほぼ誰もいない。
子供向けの体験施設を片っ端から体験してみる大人が一人。。寂しくないよ?
ノシャップ岬
科学館を出て岬の方へやってきました。
きっと晴れていたら素敵な夕焼けが見られたはず・・・ですが、この天気では。近くにあるお土産物屋さんも17時で閉店。
さ、寂しくないよ?
稚内温泉童夢
やはり北海道は日没が早い。屋外は実質16時頃には観光終わる感じ。ちょっとノシャップ岬から先に行って大型温泉施設へ。
入場料が800円となかなかお高いが、ジャグジーから打たせ湯から寝湯から露天風呂からサウナからなんでもあり。レストランもあるし、この時間なのに、観光客だけではなく地元の人だろうというお客さんもいてそこそこ混んでる。
片っ端からいろいろな種類の温泉に入ってみる大人が一人。個人的にはヨモギ湯が良い香りで良かった。満足度高し。最北端の温泉に行くべし。
海宝
風雨で冷めた体も温泉ですっかりあったまって、そのまま眠りたい気もしましたが、昨日宿のそばにのぼりを見つけてちょっと気になった居酒屋へ。
こちらは客2名という(昨日の店は宴会が入っていたので賑やかだった)静かな感じだったがジンギスカンも焼き鳥も美味しかった。
六日目に続く。
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