2017北海道を旅する【4日目】特急宗谷と駅巡り

目次

旅程

宿~札幌駅~(特急宗谷)~稚内~氷雪の門~兜沼駅~下沼駅~徳満駅~勇知駅~抜海駅~夕日が丘パーキング~宿(レンタカー112キロ)

駅弁

鉄道の旅なのだから、駅弁も出来るだけ食べようかと思い7時の開店と同時に駅弁購入。

秋のご馳走御膳。
秋のご馳走御膳

秋だけに、秋のご馳走御膳。

彩り鮮やか。長旅で駅弁食べながらお茶。
彩り鮮やか

車窓を流れる風景を眺めつつ列車に揺られながら食べる駅弁。旅情あふれる。

特急宗谷

札幌駅の電光掲示板。
特急宗谷・稚内行き

特急なのに『特急宗谷◯号』という呼称じゃなく『特急宗谷』としか書いていないなぁと思ったら、1日一往復しか運転されていないのだった。

稚内行。こう遠い地名が表示されるとワクワクする。
稚内行き。胸が高鳴ります

札幌駅から稚内駅まで5時間10分。

美唄(びばい)駅。
美唄(びばい)駅

ディーゼル車両の特急では最長距離を走る特急のようです。贅沢な旅だよね。

滝川(たきかわ)駅
滝川(たきかわ)駅

時の流れか車内販売はありませんでしたが、お手洗いは広めで良い作りだった。

旭川駅。北の中核都市だけあって駅も立派。
旭川駅。北の中核都市だけあって駅も立派
和寒(わっさむ)駅。
和寒(わっさむ)駅
名寄(なよろ)駅。いよいよ宗谷本線も後半へ。
名寄(なよろ)駅。いよいよ宗谷本線も後半へ
音威子府(おといねっぷ)駅。
音威子府(おといねっぷ)駅
車窓からは天塩川が見え隠れ。
天塩川
南稚内駅。駅前は稚内よりこちらの方が栄えている。
南稚内駅。駅前は稚内よりこちらの方が栄えている

停車駅の車内アナウンスはYoutubeに動画を上げたのでそちらで。

切符。札幌~稚内。
切符。1万円越え。遠いよね

稚内駅

日本最北端の駅。稚内駅。
稚内駅

着いた!!みなさん列車を降りるとしばし日本最北端の駅で写真撮影。

特急宗谷号。
特急宗谷号

以前稚内を観光した時は、旭川からレンタカー・日帰りの弾丸ツアーで稚内駅は素通りしてた。今回はしっかり写真に収めたよ。これで日本最北端の駅、日本最南端のJR駅(西大山駅)、日本最南端の終着駅(枕崎駅)、日本最東端の駅(東根室駅)、日本最東端の終着駅(根室駅)、日本最西端の駅(佐世保駅)を踏破したことになります。

枕崎駅から約3,100キロか。日本は広い。
枕崎駅から約3,100km。日本は広い。

・・・いつまでも鉄道が存続してくれれば良いが。。

車止め。この先に駅の構内を抜けて線路が残してある。
車止め。この先に駅の構内を抜けて線路が残してある

ちなみに日本の反対側の車止めはこんな感じ↓

枕崎駅

氷雪の門

駅前でレンタカーを借りて高台へ。今日は天気も雨なので観光は明日じっくりやるとして、ここに来たのは、稚内駅で購入した駅弁を食べるため。

ちょうどお昼についたので、稚内駅で駅弁購入。
ちょうどお昼についたので、稚内駅で駅弁購入

うに盛弁当。

見た目ちょっと小さいけれど、まずまずの量あり。
見た目ちょっと小さいけれど、まずまずの量あり

車内誌で12時40分着の宗谷を降りてすぐに購入しランチにするのも良し、と書いてあったので、その通り実行してみた。1380円と、ちょっとお高いけどな。

兜沼(かぶとぬま)駅

宗谷本線の駅を巡る。

兜沼(かぶとぬま)駅。駅の向こうに兜沼とキャンプ場あり。
兜沼(かぶとぬま)駅。駅の向こうに兜沼とキャンプ場あり

今日は5駅を巡ったのだがどの駅でも一人の乗客にも会わず。日中列車が走っていないしね。

兜沼駅時刻表。1日7本(2017年9月現在)
兜沼駅時刻表。1日7本(2017年9月現在)

ここは駅を突っ切って林の向こうの兜沼にはキャンプ場もあるみたい。

兜沼駅前。この先右手に資料館がある。
兜沼駅前。この先右手に資料館がある

駅の近くの資料館が歴史を物語る古い建物っぽかった。

下沼(しもぬま)駅

下沼駅。最近綺麗に塗装し直した模様。
下沼駅。最近綺麗に塗装し直した模様

雨は相変わらず降り続いているが、チェックインにはまだ早いので、もう少し南の駅まで行ってみる。同じく列車を再利用して作った駅舎。紹介写真だと外装が錆びてボロボロになっていたが、何年か前に塗装し直したようで綺麗。

ホーム側から。何故か駅舎がお怒りのご様子。
ホーム側から。何故か駅舎がお怒りのご様子

ここは、まだ周囲に民家があるので、秘境駅とまではいかないかもしれない。

下沼駅前。牧場と民家と。
下沼駅前。牧場と民家が見える

徳満(とくみつ)駅

徳満駅。道路脇にある。
徳満駅。道路脇にある

南下する途中の道沿いにあったので帰り道に寄ってみた。

昔の徳満駅の写真が。昔は大きい駅だったみたいです。
昔の徳満駅の写真が。昔は大きい駅だったみたいです

プレハブっぽいというか、なんか、窓からたこ焼きとか売っていても不思議じゃない造り。

ホーム側から。
ホーム側から。

決して駅っぽくはないけど、こういう風避け待合所がないと冬は寒くてダメなのだろう。

(2021年10月追記)
2021年3月で廃止になってしまったようです。

勇知(ゆうち)駅

勇知(ゆうち)駅。じゃがいもの産地?
勇知(ゆうち)駅。じゃがいもの産地?

またまた立ち寄り。ここは駅の横に診療所があったり、郵便局があったり、近くを歩いているおばあさんがいたり駅の周辺に町があり、人の気配がある。

勇知駅前。町があってホッとする。
勇知駅前。町があってホッとする

グレーの駅舎がスマート。

ホーム側から。無人駅でも回りに花が活けてあったり。
ホーム側から。無人駅でも回りに花が活けてあったり

抜海(ばっかい)駅

抜海(ばっかい)駅。わりと秘境駅として有名。
抜海(ばっかい)駅。わりと秘境駅として有名。

近くに民家が2軒ほど、一方は廃墟っぽい寂れた場所ながら、

抜海駅の待合室。広いです。
抜海駅の待合室。広いです

有人駅か?と思うほど立派な駅舎が建っている。

抜海駅。木造の駅舎が素敵。
抜海駅。木造の駅舎が素敵

日本最北端の木造の駅舎だそう。確かに、この北には南稚内駅と稚内駅しかなく、どちらも乗降客が多い特急停車駅なので、秘境駅は此処までだろう。

抜海駅前。稚内市からそう離れていないのだが。
抜海駅前

本当にいい雰囲気の駅だなぁと思ったら、映画の撮影でも使われたりしたらしい。

抜海駅から稚内方面を望む。
抜海駅から稚内方面を望む

夕日が丘パーキング

夕日が丘パーキング。きっと晴れた日は美しい夕日が。
夕日が丘パーキング。きっと晴れた日は美しい夕日が。。

あとは宿に行くだけ、と、サロベツ原野を走っていると展望台っぽいパーキングエリアが。確かに此処から夕日を眺めたら礼文島と利尻島の方角に陽が沈んで美しそう。しかし、本日は夕日は望めそうにない。退散。

宿

南稚内駅から徒歩数分のホテル。

南稚内駅。地元の利用客で活気がある感じ。
南稚内駅。地元の利用客で活気がある

温泉付き、サウナもあり。部屋もゆったりめのツインでまずまず。ホテルの部屋に寄贈された聖書が置いてあるのが昔の定番だったが、このホテル、古事記の現代語訳が置いてあった。

旅館に据え置きの古事記。日本的。
古事記!?

まぁ、神話といえば神話ですが。

居酒屋で

氷彩サワーってあまり馴染みが無かった。ホワイトブランデーベース。
地元の居酒屋へ

宿の近く、南稚内駅の周辺には結構な数の飲食店があり、商業の中心なんだなぁ、と思った。うち、1軒を選んで入店。地元の方の飲み会が入っているようで賑やか。

ほっけ焼き。美味しい。
ほっけ焼き
揚げ出し豆腐大好き。
揚げ出し豆腐

五日目に続く。

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この記事を書いた人

猫派。おひとりさま。旅行好き。2005年頃から優待株投資に目覚め毎月+1銘柄を目標に優待株だけを買い続ける。最近、優待で生活するヒトが自分の理想とかけ離れていることに気が付き投資方針を変更中。目指すはFIRE。

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