旅程
宿~今代司酒造~新潟駅~新潟空港~仁川空港~自宅
朝食
朝食も品数がこれでもか、と多くて満足。
やっぱホテルチェーンの中ではレベル高いわ。
今代司酒造
飛行機が午後1時なので、それまでにもう一度ぽんしゅ館で利き酒やろうか、随分考えた末、やはり新潟に来たらからには酒蔵を1軒くらい見学しておこう、ということで少人数なら予約の要らない、新潟駅からも近い今代司(いまよつかさ)酒造さんへ。
平日の開店直後に行ったので1番乗り。午前9時10分位。見学は毎正時にスタートするらしく(うむむ、あまり長居は出来ないが・・・)と思ったら、団体の見学予約が入っていたらしく一緒に見学されてもいいですよ、との有難いご提案。
お言葉に甘えることにして、団体客が到着するまで自由見学できるゾーンを見ていたら、
「団体さんがまだ来ないので先に案内しましょうか。」と蔵元さん自ら案内してくださった。
木の樽。
今は鉄製で内部はホーロー・樹脂の樽ばかりだけど昔ながらの木の樽も作ってみたのだそう。この樽で仕込んだお酒が、下の写真の右側の木目のラベルのお酒。
出荷前の商品が積んである。神社の門前町にある酒屋に卸す甘酒だそうで。
杉玉
この今代司酒造に掛けてある杉玉、よく見たら奈良にある大神神社(おおみわじんじゃ)のものじゃないですか!
昨年の秋に訪問したばかりの神社の名前を思いがけず見つけて蔵元さんと話が盛り上がる。日本最古の神社だけではなく、お酒の神様をまつっている神社だそうで9代目蔵元の父親の代に大神神社を訪問して直会を頂いたところからのご縁で、献酒をし、毎年杉玉を送ってもらうようになったそう。
新潟の酒蔵で大神神社に献酒をしているのは他4軒だけとのこと。・・・いろんな縁がありますね。
試飲
見学後に試飲をさせていただく。同じ蔵でもたくさんの銘柄のお酒を作っていて、味も皆違う。が、今代司酒造は純米酒だけしか作っていないとのこと。全部美味しい。
原料の米はよく聞く山田錦は使っておらず、「五百万石」と「越淡麗」という米を使っているそう。山田錦は産地が西日本の方らしく2~3割高いのだとか。一通り試飲させてもらって、あれこれ買って帰りたいところだったのだが、帰りの荷物は既にみっちみちに詰まっていて買えない。
ミニボトルを1本だけ買って、みっちりのスーツケースに強引に詰め込み。
案内していただいた蔵元さんも、試飲をさせてもらった女性の方もとても感じの良い方々だった。味は「今代司極上」が一番好み。錦鯉は瓶のデザインとこっそり新潟県が描いてある遊び心で、本当に買って帰りたかった。新潟市内を観光していて時間があれば見学してみると良いかも知れません。
新潟駅
ホテルで預けた荷物を受け取り駅まで送迎バスで送ってもらって書店で本を数冊購入したらお時間。空港へ向かう。それにしても、いいお天気だった。
新潟空港
チェックインを済ませ、手荷物検査が始まるまで少し時間あり。最後に、空港ビルでタレかつ丼とそばのセットを食べる。
あーもー何でも美味しいなぁ。空港の土産物はやはり日本酒が充実した印象。
仁川空港
仁川空港に降り立つと、今日はやけに白い。霧・・・じゃなくてPM2.5かなぁ、コレ。漢江も異常に濁ってるし。大雨でも降った?ちょっと夢から醒めた気がした。
最後に
・新潟の道路は何であんなに赤茶けてるんだろう?雪を溶かす薬品の所為?・レンタカーで2日ほど走って、妙に工事中の場所が多かった。冬は雪が多くて工事できないから夏がシーズンなのか?
・マンガ・アニメに寛容な印象。高橋留美子さんの出身地だったりするし、そういえば昔から「がたけっと」とかやっていて、そのころは何故新潟?と思ったけど、そういう文化がある土地なのかも。
・街中で猫をそれなりに見かけた。猫がいる町は住みやすい街理論は当たっていると思った。
新潟は広いので、3泊4日でもほんの一部しか観光できた気がしません。新米がとれる頃に、新酒が出来上がる頃に、雪の積もる頃に、また来たいと思いました。
新潟旅行記。おわり。
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