旅程
宿〜糠平湖展望台〜タウシュベツ川橋梁展望台〜幌加駅跡〜士幌線第五音更川橋梁跡〜三の沢橋梁跡〜湖底線路〜戦車横断注意看板〜清水円山展望台〜トマム駅〜占冠駅〜新夕張駅〜道の駅ウトナイ〜新千歳空港〜松尾ジンギスカン〜雪ミクスカイタウン〜福岡空港〜長崎
朝食
本日の宿もビュッフェ形式ですが、大皿で取り放題ではなく一品一品小分けにした皿を取っていくスタイル
それなりに手間がかかっていると思いますが、このシステムは良き
ついつい取りすぎてしまいました
糠平湖展望台
本日は最終日にして天気が保たず雨
でも小雨なのでなんとかなりそう?ということで今回の旅のメインイベントでもある糠平湖へ
まずは糠平ダムの近くの糠平湖展望台へ
タウシュベツ川橋梁は遠くてよく見えず
タウシュベツ川橋梁展望台
今回のメイン観光地であるタウシュベツ川橋梁だが、最近は橋梁の袂までいく林道が封鎖されて予約制の鍵がなければ近くまで行けなくなっているらしい
数十年前はわかりにくい入り口の先に続く未舗装の道路にすごいとこに来ちゃったなと思いつつ観光した記憶があるのですがいつの間にか有名な観光スポットになって予約者またはガイドツアーに参加しなければ近くまで行けないとなるとレア度が増す
対岸の林の中を進み士幌線廃線跡を横切って、誰でも立ち寄れる展望台から撮影
まだ、崩落していなかったが、真ん中あたりがいよいよ怪しい感じ
幌加駅跡
続けて幌加駅跡へ
先ほどのタウシュベツ川橋梁と糠平湖を挟んだ対岸のこちら側にも鉄道が通っており、ところどころに遺構が残っている
列車交換設備を備えたレール跡とホームが残っており、
ポイントも操作できる(かなり重い)
士幌線第五音更川橋梁跡
細長い林道は言われないと線路跡だと気づかないかもしれないが橋梁は撤去も難しいので残っていることが多い
この辺りに何箇所か橋梁跡が残っているがここもその一つ
残念ながら歩いて渡ることはできません
三の沢橋梁跡
もう一箇所、駐車場が広く整備されている三の沢橋梁跡。こちらは実際に歩いて渡れる
「トロッコ」の看板があったが観光列車走っていたっけ?
然別湖
狭い山道を通って然別湖畔へ
この離合困難な道を抜けて湖畔に出る感じ、数十年前も来た記憶がある
苦労した割にその時は急に天気が悪くなり眺望はダメダメだった記憶
湖底線路
峠道を登って湖底線路へ
然別湖にある湖底線路へ。ここまで廃線跡をいくつも巡っていてこれも鉄道線路跡か?
と思ったのですが、船を引き上げるためのレールの模様
ここに来て霧が強くなってきて湖底がよく見えず残念
戦車横断注意看板
十勝平野に降りてきて、陸上自衛隊鹿追駐屯地近くの珍しい看板を見に
馬横断ありの標識も珍しいが、ガールズアンドパンツァが流行った今になっても街中で戦車横断注意と言われるとハッするぐらいすごい違和感
清水円山展望台
最後に十勝の雄大な風景を撮りたくて清水円山展望台へ
天気はもう一歩、という感じでしたがそれでも眺めはよく
トマム駅
このまま新千歳に帰るにしては観光不足、というか帰りの便には少し早すぎるので途中現役の駅を巡りながら帰ることに
まずは、トマムリゾートで一躍有名、というかそれ以外には何もなさそうなトマム駅
以前は駅から高架橋を通って観光地にいくルートがあったみたいですが、今はみなさん駅前から送迎バスで観光ホテルへ直行する模様
ちょうど特急が到着して駅は賑わっていましたが、送迎バスが出た後はひっそりと誰もいなくなりました
占冠駅
ほぼ誰も車で走っていない?下道を通って占冠駅へ
ここはJRの事務所もあり立派な駅舎もあり、駅前には占冠の名産品を売る道の駅っぽいところもあり、現存する町という気もするも近くに民家があるわけではなく
新夕張駅
最後に新夕張駅
お隣には道の駅夕張メロードがあり、観光客で混雑していた
夕張炭鉱が閉山した後、リゾートブームで持ち直すかと思いきや市町村初の財政破綻
確かに観光客がいるけれど、それだけでは限度があるのかも
道の駅ウトナイ
新千歳をちょっと通り過ぎてウトナイ湖畔の道の駅ウトナイへ
ラムサール条約で保全地域に指定されたウトナイ湖にはすぐ近くで白鳥が昼寝していたり展望台からは北海道らしい横に広い風景を堪能できてお勧め
新千歳空港
レンタカーを返却し新千歳空港へ
帰りはジェットスター便だが、これまた空港のピーチ航空と反対側の端っこ
心配していた手荷物は15キロ程。やっぱり占冠でワインを2、3本買っても制限20kgには余裕があったかな?
案の定というか到着便遅延の案内。こうなると福岡空港から本日中に長崎まで帰り着くプランに暗雲が立ち込める
松尾ジンギスカン
北海道一充実した空港内のレストラン街
最後の食事は・・・松尾ジンギスカンにしました
特上ラム肉は柔らかいし、秘伝のタレは美味しいし満足
雪ミクスカイタウン
北海道に来たからには雪ミクスカイタウン
以前、海外在住中に来た頃と少しも変わらず
福岡空港
出発時刻が25分遅れ。しかも満席で一分一秒を焦る私の心をよそに、搭乗もなかなか進まずさらに離陸が遅れる
結局45分遅れで離陸。
(福岡空港での帰りのバスは着陸から1時間の余裕を見ていたものの、もはや乗れない可能性が高くなってきた)
福岡空港に着陸したのがバス発車時刻の30分前
バス停が国内空港側にあれば間に合う時間だが、今回は預け入れ荷物をピックアップして、さらに国内線ターミナルから国際線ターミナルへの連絡バスにも乗らないといけない
手荷物受取場に行くと既に荷物が流れている!残り15分、間に合うか?
・・・と思うもののブログ著者の荷物がいつまで経っても出てこない。5分ほどしてようやく出てきて即座にピックアップ
連絡バス乗り場に急ぐと今まさに出発するか?という扉が閉まったところだった。
運転手さんが開けてくれ無事乗り込むも残り10分を切っている・・・
焦るブログ著者、ゆっくりと反対側の国際線ターミナルを目指すバス
国内線ターミナルのバス停に着いた時、ジャストバスの出発予定時刻!前の方にもう九州号が停まっている!
急いで走っていって、なんとか0分乗り換え成功
過去こんなにハラハラドキドキな乗り換え劇を演じたことはなかった気がする。やっぱり、遅い時間のLCCは30分は遅延するつもりで予定しないと心臓に悪い
終わりに
今回、日高本線の廃線跡をはじめ鉄道駅を中心に旅しましたが相変わらず苦しい経営状況が続くJR北海道
新幹線と札幌近郊路線を除いていつ廃線になってもおかしくない
観光地にしても人気が無くなれば消えてしまうし、人気があり過ぎても規制によって行けなくなる可能性もある
今しかできない旅がある
そう、強く意識した旅でした
終わり
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