旅程
自宅〜福岡空港〜新千歳空港〜支笏湖ビジターセンター〜モラップキャンプ場〜宿
はじめに
ブログ著者は無類の北海道好きで北海道旅行ももうすぐ二桁回に達しそうなくらいで、これまでは出来るだけ前回までの訪問地と重複しない場所を選んで旅してきたのですが、振り返ってみると初回訪問時から早数十年。
この間にも世の中は移り変わっていき、交通手段としての鉄道は廃線・廃駅が進み、観光地も様変わりしていまして
一回行ったことあるからもう行かなくていいかな
どころか、むしろ
今行っておかないと二度と行けなくなるかも
という焦燥感すら感じる状況になっています
ということで、行ったことがあろうがなかろうがお構いなしに
『昔行ったことがあるあの場所は今はどうなっているのかな?』という再訪を意識した旅をしていきます
福岡空港国際線ターミナル
現在のブログ著者の拠点は長崎。北海道へは羽田空港で乗り継ぎするか福岡~新千歳便を使うかになります
現地での観光時間を最大化するため移動時間の短縮を目指すとやはり後者の方に軍配が上がります
ということで、福岡空港まで高速バス「九州号」で出発です
九州号が到着するのは福岡空港国際線ターミナル。しばらく来ていませんでしたがターミナルビルは大工事中のようです
海外出張で国際線に乗るのであれば高速バスが国際線ターミナルに発着するのはありがたいのですが、
国内線の場合は連絡バスでグルッと国内線ターミナルへと回らないといけません
連絡バスもいつの間にか連接バスにリニューアルされていたもののブログ著者が到着した時間帯はちょうど国際線の到着時刻とぶつかったようで立ち客もぎゅうぎゅうな満席でした
ピーチアビエーション
ピーチ航空を利用するのはとても久しぶり。
前回は駐在先の韓国から関空に行く際に使った気がするので・・・何年振りでしょう?
LCCのチェックインカウンターは毎回激混みのイメージがありますが、今日はそれほど混雑していなかったので
気を抜いていたら新千歳便ほぼ満席、かつ座席指定をしなかったので3列席の真ん中という苦行が始まる
午前中の便にもかかわらず到着便が遅れるわ、福岡空港は離発着便で混雑してるわでなかなか離陸できず30分遅れ
まぁ、LCCだし・・・ということで心を無にして機内で過ごしました
レンタカー
新千歳空港になんとか到着し予約していたレンタカー会社のカウンターを探すも、空港内にレンタカーカウンターが見当たりません。。
Webで調べてみたら、空港に到着後営業所に連絡して迎えに来てもらうシステムでした
営業所に電話して指定された待合番号の場所で一人で待っていると、ほどなくして送迎のワゴン車は
利用客でほぼ満席
あー、みんな海外からのインバウンド客なのですね
空港から営業所までちょっと離れているものの、営業所の隣が24時間のセルフガソリンスタンドなのはgoodポイント
今まで利用してきたレンタカーでここまでガソリンスタンドが近いのは初めてかもしれません
レンタカーはガソリン満タン返しが基本なので、返却店近くにガソリンスタンドがあるかどうかは毎回とても気になります
北海道はでっかいどう
数十年振りに新千歳から近場の観光地、支笏湖を目指すも
「こんなに距離あったっけ?」
道路はすいているしとても走りやすいのですが、新千歳空港から程近い観光地の支笏湖でこの距離とは北海道の大きさを忘れてました
支笏湖ビジターセンター
以前来たのは夏休みに突入直後の天気の悪い日だったので(写真のタイムスタンプを見たら2005年7月21日!)それほど人がいなかった記憶がうっすらあるのですが、本日はお盆前の3連休初日
もう、駐車場から非常に混んでいました
山線鉄橋
千歳川にかかる有形文化財の赤い橋
調べてみると王子軽便鉄道で使用されていた橋を架け替えたものだそうで、
北海道の廃線跡を巡ると「こんなところまで鉄道があったのか」と驚かざるを得ません
モラップキャンプ場
前回来た時はキャンプブームなど訪れておらず日本の地方の観光地など見向きもされない時代だったので、キャンプ場といっても砂利の湖岸にボートが数隻干してある程度の非常に静かな雰囲気だったのですが、
ハイシーズン×キャンプブームだとこうなるのか。。
「モラップキャンプ場は混むんだよね。。」と大学時代のキャンプ好きの先輩が言っていた記憶があって
ずっとそうなのかな?と疑問だったのですが、流石にこんなにみっちりテントが建ってると風情がないなぁ・・・
苔の洞門
支笏湖畔に苔の洞門という観光地があり観光先リストに入れていたのですがGoogleマップを見ると思いっきり「廃業」となっている。。
ビジターセンターでいただいたパンフレット上でも閉鎖中となっているし
崩落の危険があるらしく閉鎖されてしまったようです・・・いつまでもあると思うな観光地
写真は以前苔の洞門を訪問した時のものです
登別カルルス
支笏湖から大滝を経て登別に抜けようと思ったのですが、本日のカーナビくんは執拗に道央自動車道ルートを勧めてくる。
というか、登別まで60キロ以上あるのか。。
本日の宿は時間にルーズなブログ著者としては珍しく夕食付きプランで予約してしまったので、あまり延着するわけにもいかず海沿いの室蘭街道をひたすら走って宿に到着
カルルス温泉は開湯百年というくらい古くからの湯治場といった雰囲気で人里離れた秘湯感を醸し出しています
鈴木旅館
人里離れた秘湯にある古き良き温泉旅館という佇まい
到着したら玄関前にも玄関にも猫たくさんいる
いいですねぇ。こののんびりした感じ
カルルス温泉
お食事はごくごく質素な旅館の食事という感じでサプライズはありませんでしたが、温泉は源泉掛け流しをほぼ貸切状態でした
「登別カルルス」というと某ツムラさんの影響で乳白色の温泉というイメージがありましたが、実際はそうでもないみたいで無色透明のお湯でした
北海道は夏も涼しいのでクーラーのない家も多いと聞きますが、客室には扇風機はあれどクーラーはありませんでした
(夏真っ盛りだったこともあり北海道も普通に暑かったので、クーラーは欲しかったですね)
二日目に続く
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