KTX京江線開通
平昌冬季オリンピックを前に仁川空港から東海岸の江陵まで至る韓国の高速鉄道、KTX京江線が開通。仁川も第2ターミナルが来週オープンするし、なんだかんだいってインフラを土壇場で間に合わせる才能はなかなかだと思う。
ソウル駅
始発のソウル駅(仁川国際空港第2ターミナル発の便は開業後)に行くと、辺りは雪。ホームは以前DMZ-trainに乗ったのと同じ14番ホームだった。
日本の新幹線のような位置付けの高速鉄道KTXが一般の観光列車DMZ-trainと同じホームに?と思ったのだが、調べてみたら韓国の鉄道はフル規格(レール幅1,435mm)なのだった。(今更遅いですが)日本の国鉄その他もフル規格で鉄道を引いていたら、今のミニ新幹線だとか、フリーゲージだとか問題起きずに済んだのに。(フル規格だと工費がとか言っていますが、韓国初め世界の国々ではそれでちゃんと鉄道を造っているわけだし。)
海外でのあるある
さて列車に乗り込んで指定席に行ってみると、ご夫婦が座っている。「そこ、私の席ですが。」というと「予約が遅くて並びの席が取れなくて、席換わって貰えないかしら?」とのこと。代わりの席は通路側・・・。景色が見たくて窓側の席を予約したのになぁ・・・。まぁ、海外では茶飯事。いつぞやは飛行機の席を換わってくれと言われたこともあったし、しゃーない。
平昌(ピョンチャン)駅
・・・通過。というのも、乗ったKTXは平昌駅には停車しない便。
今回のオリンピックは平昌・珍富・江陵と会場が分散しており平昌でも競技は行われるのだが、オリンピックの開会式・閉会式が行われるメインスタジアムとスキージャンプ場、アルペンスキー場があり、国際放送センターが設置される地区は珍富駅が最寄。KTXを予約するときも、「メインスタジアムの最寄駅は平昌駅ではなく、珍富駅ですよ。」と注意書きが表示される。予約するまで知らなかった。。
珍富(ジンブ)駅
トンネルをかなりの数抜けて、ついた珍富駅。普段何もないウィンターリゾート地に新しく鉄道引いて作った駅らしく、駅の周りには何にもない。
大会期間中は1時間に上下各3~4本の列車が発着し、駅から会場までのシャトルバスが出るらしく、バス乗り場が何列も設置されているが・・・。
大会前のこの時期で1時間1~2本の運行。今回は行きも帰りもほぼ満席でしたが、大会が終わったら間違いなく閑古鳥が鳴くパターン。。
やっぱりオリンピックって開催地に禍根を残すよね。
タクシー
そんなわけで安価な交通手段がなく、会場のある辺りまで車で20分ほど掛かるので仕方なくタクシー。
韓国で唯一のスキージャンプ台のあるアルペンシアリゾートに行きたいというと、暫く車を走らせたあと運転手が車を路肩に止めてどこかに電話。観光案内ボランティアの日本人なのか、日本語で行きたい場所を話したら、「ジャンプ台、今は中に入れませんよ。」との事。もう、警備というか大会準備が始まっているよう。外国人客を乗せた時のタクシー運転手はこのようにするべし、というマニュアルを見たような対応でしたが助かりました。
アルペンシアスキージャンプセンター
入れないのであれば仕方がないので外から写真だけでも、という話を上手く話していただいたようで、ジャンプ台が見えて横に国際報道センターが建設された場所で車を停車してくれた。うむむ、大倉山よりも迫力があるというジャンプ台、近くで見たいぞ・・・。
龍平アルペン競技場
そのままメインスタジアムに向かうのかと思ったら、(ここも見たいんだろう?)という心遣いでアルペン競技が開催されるスキーリゾートにつれてこられた。車を停めておくから写真撮ってきなよ、とのこと。運転手さんよく分っていらっしゃる。
この周辺だけもの凄く人が多い。こちらはスキー場として営業中らしく、スキー客がわんさか。コース近くで写真を撮っていると、どう見てもスキーしに来た訳ではない場違いな観光客なのだが、ゲレンデをちょっと離れた周辺はそれ程雪がない。
平昌五輪メインスタジアム
さて、思う様写真を撮ってメインスタジアムへ。入口前でタクシーを降り精算。30,600ウォン(3千円位)。韓国のタクシーは安いとはいえ、あちこち連れて行ってもらうとこの位はするか。で、ゲートを入ろうと思ったのだが、車だけでなく人も立入禁止なのだそう。
セキュリティーの為というより、まだ全体的に工事中で工事関係者以外は入れない模様。仕方がないので、柵の外から撮影。
大関嶺雪の花祭り会場
メインスタジアム近くの凍った川を会場にして毎年雪の花祭りというお祭りが開催されるらしい。ゴーゴー音がするなぁとおもったら、お祭りに使う雪なのか、もしかするとオリンピック競技場で使う雪なのか、降雪機4-5台をフル稼働で絶賛雪製作中でした。
風で流れてくるおかげで、川に掛かる橋や周囲は人口雪が積もっていました。小さい氷の粒だからなのか、見た目サラサラなのだけど、触ってみると硬い印象。
目抜き通り
オリンピックプラザ・メインスタジアム前の駐車場とチケット売り場の端にロータリーがあり、この周辺に長距離バスのターミナルや観光案内所、町役場、飲食店などが立ち並ぶ。いわば目抜き通り。
30分ほどで歩けるこぢんまりとした町だが、オリンピックに向けていろいろ工事中の模様。オリンピックに向けて設置した街灯も配線工事の真っ最中でした。
観光案内所
役場の前、バスターミナルの近くに真新しい観光案内所があったので入って・・・やたらドアの建て付けが悪い。
入るとおにーさんが一人暇そうにしていた。このあたりの地図がありますか?と聞いたら「日本語の地図はこれです」と持ってきてくれたのは中国語版。うーん・・・。周辺の飲食店の場所を聞いて退散。
やばい食堂
この辺りはメミル(蕎麦)が名物だというが、町をぐるぐる歩き回ってもなかなか蕎麦を扱っている店が見当たらず。焼肉屋とチキン、スンデ(ブタの腸詰)が多い。中でも印象的だったのは대박식당(テバク食堂)。
テバクとは「大当たり」とか「すごい」とか「やばい」とかいう言葉。どの位やベー食堂なのか凄く興味はあったが、焼肉屋っぽかったのでスルー。独り飯(ホンパッ)が韓国でも一般的になってきたとはいえ、焼肉おひとりさまは難しい。
カルククス
土日だからか、昼は営業していないのか、閉まっている店も多い。結局蕎麦が食べられそうなお店は見つけきれず、バスターミナル横の店でカルククス(韓国風うどん)。
何故かカードは使えないと言われて現金決済。7,000ウォン(700円位)。クレジットカードではなくて韓国銀行のデビットカードだと使えるのかも知れないが、屋台でもないのに韓国でカードが使えないと言われるのはかなり珍しい。寒い中歩き回ったので暖かい麺が染みる。
オリンピックレーン
お店の向かい側でタクシーを拾って珍富駅まで。
道は全然雪がないし、周囲の山々も少し雪がある程度。オリンピックレーン(2/1-2/8)と書かれた真新しい道を通って駅へ。オリンピック期間中は一般車両の通行制限があるのかな?駅まで直行で19,800ウォン(2千円弱)。
マスコット
スホランとバンダビ。最近見慣れてきた。
東京オリンピックのマスコットのダサさが心配。日本らしい動物って、狸?なんか、もっとかわいいマスコットにすればいいのに。。けものフレンズの朱鷺とか。
ソウルへ
帰りのKTXも満席。
さんざん歩き廻ったし、車内が暖かいのでうとうと。1時間半ちょっとでソウルに到着。停車駅がもう少し少なくて速度を上げれば1時間ちょっとで着きそうなのだが、ソウルを目前に上鳳駅・清涼里駅とすぐ近くにある駅に連続して停車する。(大会期間中はどちらかの駅にしか停まらないようです。)こんなに近い場所でオリンピックがあるというのも初めてなのだが、あまり他人がやるスポーツに興味がないのとチケットが高いらしいので、大会期間中に観戦に行くことはなさそう。
大会が終わって落ち着いた頃に、今回行かなかった羊牧場とか、寺院とか、ジャンプ台とか、出来上がった後の町の様子を見に行きたい気がしました。
終わり。
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