長崎西洋館閉館
通勤途中、スマホでニュースを眺めていると以下のようなニュースが流れてきました。
「長崎西洋館2023年5月末で閉館」
出来上がった当初の1990年代は真新しいイケてる商業施設として、チトセピアと並んでお客さんが集まるスポットだった訳ですが、市内にもココウォーク・アミュプラザ長崎・夢彩都などの商業施設が次々と出来て、更に最近では真横にニトリの大型店も出店するなど、どんどん客足が遠ざかる状況でした。
週末ですら異様にヒトが少なくてゴーストタウンな雰囲気を醸し出していたので、閉館も止む無しかなと思ったのですが、ニュースをよく読むと西洋館の運営会社の親会社は長崎で路面電車を走らせている「長崎電気軌道」なのだそうで・・・知りませんでした。
4号系統減便(蛍茶屋⇔崇福寺)
元々、長崎電気軌道は万年赤字体質で電車は長いこと運賃大人100円、小人50円という破格の設定でやり繰りしていたところ、近年みるみる値上げをしていって、2022年6月現在大人140円、70円になっています。
さすがに赤字の施設をいつまでも維持できないよな・・・と思いながら、同社のホームページを覗いてみると、4号系統の減便のニュースが乗っていました。
ただの減便だと(相変わらず、大変だねぇ。。)で読み流すところですが、
令和4年9月1日より運行の効率化・合理化を目的として4号系統の運行を朝・夕方のみとさせていただきます。
と書いてあって、えぇーー!?と驚愕している次第。
確かに、4号系統は新大工町方面から浜町方面を結ぶ路線で長崎駅前を通らない支線の位置付けではありますが、長崎市役所が市民会館電停近くに移転予定だし、新大工町電停前には長崎県内で最高峰の複合高層マンションが建とうとしている最中、いきなり減便し過ぎではない?
『ククク・・・奴は四天王の中でも最弱。』って感じなのでしょうか。
長崎電気軌道には1号系統から5号系統までありますが、2号系統はほぼ運行されていないので四天王。
コロナ影響だとか、少子高齢化・県外への人口流出を理由に挙げていますが・・・大丈夫なんでしょうか?
故郷の将来がちょっと不安になった1週間でした。
ではまた。
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