現代の『三種の神器』
前回の記事に引き続き、「お金を使う力」第2弾。
『生活の質を上げる』方法でまず思いつくのが現代の三種の神器
①ドラム式洗濯乾燥機
②食洗器
③ロボット掃除機 を導入すること。
このうち、食洗器は賃貸住宅では設置のハードルが高く断念。(設置工事が不要な製品もありますが、毎回水を補充するのが面倒で多分使わなくなる。)
ドラム式洗濯機は以前家電製品備え付けの社宅に住んでいた頃に使ったことがあるのですが、乾燥まで行うと1回の洗濯で2~3時間洗濯機が回りっぱなしという状況が気になって気になって、結局乾燥機能を使わなくなった経験があり価格も10万円超と高いためイマイチ購買意欲が高まらず次点。
ブログ著者個人の好みですが、洗濯・皿洗い・掃除の中で掃除が最も嫌いということもありロボット掃除機の導入を検討しました。
シンキング・タイム
まず、ブログ著者が掃除が嫌いな理由として『掃除機を引っ張り出してきて組み立て、コードを引き回す』という掃除を始めるまでの手間があります。
『それなら、スタンド型・コードレス掃除機を買っていつでも掃除が始められる状態にしておけば良いのでは?』
と思いコードレス掃除機を調べてみました。
しかしスタンド型・コードレス掃除機は安くはない割に掃除の手間はそれほど変わらないと気が付きました。
せっかく投資をするのであれば、大きく生活が変わって楽になって欲しいもの。ロボット掃除機にターゲットを絞りました。
次に、ロボット掃除機について調べ始めてみると、製品の多さと価格がピンキリなことに驚きました。いつの間にか新たな市場が形成されているようです。
そこで、重視するポイントを挙げて製品を絞っていきます。
- コンパクトなもの(特にテーブル・ソファの下に入れる高さ)
- スケジュールが可能(スマホ連携機能があるか)
- 段差乗り越え可のもの(キッチンとリビングの段差を乗り越えられるもの)
- リーズナブルな価格
まず1.ですが、我が家のリビングのテーブル・ソファは下の空間の高さが10cm程。埃が溜まりやすい場所ですが掃除し辛いところで、ここに潜って掃除してもらえると助かるな、ということで本体の高さが10cm未満の機種に絞ります。
2.掃除中の音の大きさにもよりますが、在宅中ではなく日中外出している間に掃除が完了して帰宅したら部屋がきれいになっていると理想的です。ということでスマホと連携してスケジュール可能な機種を選択。
3.キッチンとリビングの段差を乗り越えられると毎回掃除したい部屋まで掃除機を持っていく必要がなく便利です。また、カーペット段差も乗り越えて掃除して欲しいところ。2cm程度の段差は乗り越えられる機種が出ており、判断材料に加えます。
4.中には高機能で価格が10万円を超えるものもありますが、他の方のレビューを見る限り高価な製品でもお掃除を完璧にこなせるという訳ではなさそう。安物買いの・・・にならない程度に安い製品を探します。
候補に残ったのが以下の2機種。
いずれもANKERさん。どちらも高さ7cm程、スケジュール機能付、吸引・水拭き両用、価格も似ています。
「Eufy RoboVac G10 Hybrid」を買ってみた
最終候補のどちらでも良さそうでしたが、価格が安く、レビュー数が多めで発売日が新しい「Eufy RoboVac G10 Hybrid」を購入。(記事を書いている現時点では価格が逆転して30Cの方がお安くなっている模様)
早速開梱して使っていきましょう。
使ってみたメリット・デメリット
【メリット】
- 時間になったら勝手に掃除してくれる「こびと感」
- 結構隅々まで掃除出来ている
- 想像していたより動作音が小さめ
- アプリが使いやすい
1.勝手にお掃除してくれる「こびとさん」
スマホアプリで掃除開始曜日・時刻をスケジュールしておくと勝手にお掃除開始。実際は掃除がしやすいようにドアを開けたり、巻き込みそうなコード類を除けたり、という準備をしてあげないといけないので「知らないうちに勝手にお掃除を済ませてくれる万能なこびとさん」ではないですが、定期的に掃除をしてくれるのはとっても助かります。
2.テーブル・ソファの下も掃除
どういうアルゴリズムで動作しているのかよく分かりませんが、毎回違ったルートで掃除されるものの、テーブル・ソファの下や、回り込まないと掃除出来ないスペースにも漏れなく移動して掃除してくれているようです。
今のところ「あー、ここは掃除出来なかったか。。」と埃が残っているのを発見するなど明らかに掃除漏れに気が付いたことはありません。
3.想像以上に音が小さめ
元々レビューサイトで動作音の小ささを高評価する書き込みを見て選んだこともありますが、思ったより音が小さめで良かったです。結構長い時間(充電が無くなるまで≒80分程度)動きっぱなしなので、これで音が五月蠅いと、「もっと効率よく掃除しろ!」とイライラしていたかもしれないので。
4.アプリが使いやすい
スケジュールの設定や、動作状況の確認、エラーをお知らせしてくれるスマホのアプリが良く出来ており使いやすいです。状況を表示する画面もコミカルで、設定・動作確認のために無機質なアプリを開くという面倒くささを感じさせない作りになっています。
【デメリット】
- 毎回なんらかの不具合で止まる
- コードとスリッパは大敵
- 自分のお家が分からない
- 水拭きは怖くて使えない
1.ノーエラー完走ゼロ
購入後4~5回動かしてみていますが、毎回何らかのトラブルが発生し1度もノーエラーで掃除を終えたことがありません。
ソファの下に嵌ってしまい上手く抜け出せなくなったり、コードを巻き込んだり、段差から片方の車輪が落ちてしまったり、サイドブラシがスリッパに絡まって止まったり・・・etc.
都度、エラーの原因を取り除いているのですが、未だに最初から最後まで不具合なく掃除を完了できたことがなく、日々トライ&エラーを続けています。
2.コードとスリッパは大敵
1.と関連しますが、床にコードがあると高確率で巻き込み車輪が止まります。スリッパは別の場所に運ばれてしまったり、時には上に乗り上げてエラーで止まったりします。床に余計なものを置かなくなる習慣が身に着いたのは良かったのですが、扇風機の電源コードやスリッパを掃除の都度退避させなければならないのは面倒です。
3.迷子の迷子の子ネコちゃん
電池残量が少なくなると掃除を止めて充電ステーションに戻るのですが、これまで通った場所を記憶している訳ではなさそうで、かなり当てずっぽうで自宅を探しているようです。今のところ自宅に帰りつけず行き倒れになったことはないですが、「充電ステーションに戻ります」と宣言しつつ、まったく明後日の方向を彷徨っている様子を見ると、仕事熱心なお掃除ロボットから急に自分の家がどこだか忘れてしまった迷子の子ネコになってしまったようで心配になります。
元気に掃除をしている間も、充電ステーションに取り付けた防水パッドを自ら蹴り飛ばして外してしまったり。。
4.水拭き機能は怖くて使えない
上記のように「外出時間帯に掃除をしてくれて帰宅した時にはお家が綺麗になっている」というレベルには程遠く、取扱説明書にも「留守中はモッピングモード(水拭き)の使用はおすすめしません。」と書いてあることから、水拭きを任せるのはちょっと怖くてできないです。
充電ステーションで水漏れして床を汚さないよう防水パッドを取り付けることになっているのですが、自分で蹴り飛ばしてしまう様子を見てしまうと、お任せするのは難しいかなと思います。
まとめ
メリット・デメリットあるものの、半自動で部屋をある程度綺麗に保って生活の質を上げてくれるという効果は投資金額以上で、概ね満足しています。
オートマッピング機能や、レーザーセンサ、カメラ、赤外線センサなどを持った上位機種だと、もしかするとデメリットの1.や3.は回避・軽減されていたかもと思うものの、それは2代目を買う時の参考にしようと思います。
現状「あらら、今回はここで行き詰ったか。。」とトライ&エラーを繰り返している状態なので、早くノーエラーお掃除を達成、成功率を上げていき、信頼度を高めていきたいところです。
ではまた。
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